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■2024年8月23日

処暑となったが涼しくなるどころか、台風が接近しているせいか。また真夏並みの暑さになった。そんな時に、まさか職場のクーラーが故障するなんて。


今は忙しいのだろう、修理業者はなかなか来ない。


処暑なんだから、少々は手加減して欲しい。


お題・処暑の少々実話



■2024年8月23日

魔法使いが弟子に教える。

「物を動かす呪文はアブラカダブラじゃ」

「はい!」

「そして身を守る呪文はクサリカタビラじゃ」

「それってチェインメイルのことですよね?」

「違う」

早速、弟子は守りの呪文を唱えると、魔力の鎖で編まれた防具に包まれる。

「やっぱりチェインメイルですよね?」


お題・鎖帷子の呪文



■2024年8月23日

行きつけのバーで元彼と再会した。偶然だね。良い機会だし、よりを戻さないか。とアドレスを交換する。


けど私は知ってる。待ち構えてたんだよね。友達から狙ってると聞いてるの。そういうキザな演技が嫌いになって別れたのよね。


と即、アドレスをブロックした。


お題・偶然再会したということにして



■2024年8月23日

祖父が動かなくなった。業者に修理を頼んだが、どうも基盤が飛んでいるらしい。メーカーに問い合わせしても、もう型が古くてパーツはないという。


「お爺ちゃんも古い人だからなあ」

「どうします、交換なら見積もり出しときますけど」


お題・コンピューターおじいちゃん



■2024年8月23日

レンタルショップへ行くと、いつもシリーズものドラマを私より先に借りている人がいる。だから後日、嫌がらせでそいつの借りている、さらに先を借りてやることにした。


すると、物凄い悲しそうな顔をされる。私は仕方なくDVDを棚に戻した。


仕方ない。ひとつ借りだぜ?


お題・レンタル先制攻撃



■2024年8月24日

私の作る書類だけ、なぜか「ち」と「ん」が太字になっていることに、誰かが気付いた。おかげで同僚から心配される有様。


そこで検証が行われる。私のパソコンで他の人が書類を作ると、やはり「ち」と「ん」が太字になった。


「検証の結果、太字になるのは機械のトラブルという可能性が太いようです」


お題・偶然の太字



■2024年8月24日

私は最高にエコな人間だ。生活の全ては地産地消でまかなっている。プラスチックどころか、金属すら使わない。


食べ物も農業でなく、狩猟採集のみ。きっと自分も死ぬ際は、この無人島の土に帰るのだろう。そう、たった一人で。


もう遭難してから何年の時が過ぎたのか。だ、誰か助けてくれーっ!


お題・ソロ地産地消



■2024年8月24日

純粋な神の教えを書いた本だけを集めた図書館を造ろう。それが「無垢の書庫」と呼ばれる一団の目的だった。


だが世界の修道院を回るうち、ちゃんとした神の教えの書かれた本など存在しない! 文字は世界を汚す! インクの染みなき清浄な世界を! と次々に本へ放火するようになったのだった。


お題・無垢図書館



■2024年8月25日

殿様から傭兵たちに略奪の禁止が言い渡された。だが略奪しないと食い扶持が減る。これには傭兵たちから多くの不満が出た。ならば仕方ない。その代わりに略奪のための申請を書け。どこでどれだけ、何を奪うのか許可を貰うのだ。


「やれやれ略奪は簡単な儲けだったのに。便利さを奪われちまったな」


お題・不便な略奪



■2024年8月25日

かつて名君と呼ばれた王もすっかり老いた。知性の閃きは衰えないが、近頃なぜか平凡な間違いが多くなる。当人もそれは分かっているようで、あるとき近臣にぼやいた。


「朕に近しい者は、みな先に逝ってしまった。老いてしまい、もう見知らぬ顔ばかり。そのため人の機微が分からなくなった」


お題・麒麟も老いれば

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