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1901~1910

■2025年7月27日

夏休み。お父さんもお母さんも仕事で、家には誰もいない。その間に僕は一日一つ、こっそり家の手伝いをやる。それも黙ってやるのが気配りというものだ。


……と思ってるのでしょうね。と私はあの子が入れてグチャグチャになったタンスの服を入れ直す。こういうのは黙っておくのが気配りというものだ。


お題・黙ってやる気配り



■2025年7月27日

伝家の宝、支配の王笏。精神支配の魔法秘められており、これで国民を統治してきた。


だが私は王の器ではない。魔法ひとつでどうにかなるものではないだろう。


と王笏を持つ。途端に湧き上がる王としての責任感。なるほど精神支配の魔法は所持者に対するものだったか。と記憶すら塗り替えられた。


お題・支配の魔法



■2025年7月28日

今なお語られる伝説。強豪校が甲子園優勝を決めたホームラン。あれは監督の指示だったらしい。私もいつか、あんな風に華麗なサインを出してみたいものだ。


と凝りすぎたサインを出す監督が、笑いものとして大バズり。何年経っても我が校に語り継がれている。


お題・伝説の合図



■2025年7月28日

肉体労働者なら分かるだろうか。昼の三時か四時、太陽が傾きかけて西日になる瞬間。一日でも最高の熱波が来る。


しかし暑さ寒さも彼岸までと言うが。一応今はまだ七月だぞ? 一日で言えば昼を回った頃か。


だとしたら暑さの落ち着く彼岸までに、西日のようなあの熱波がこれから来るのか。憂鬱だ。


お題・西日



■2025年7月28日

しまった、今月は出費が激しかった。財布がカラッポだ。給料まで食費を節約しないと。外食ばかりだったし、自炊しないといけないか。そのために包丁、まな板、鍋、フライパンと買いそろえる。気づけば食材を買う金がない。


おかしいな? 食費は節約していたのに、もう懐がスッカラカンだ。


お題・食費節約術



■2025年7月28日

愚民どもは俺様の知性を理解出来なかったらしい。悪口が酷く問題を起こすからとプロバイダから、悪口修正ソフトの使用を義務づけられた。


たがこのソフト、修正に癖があるようだ。いつも通り鋭い弁舌を振るっていると、ある奴から言われた。

「お前、修正ソフトを使ってそうだな」

なんて酷い悪口だ!


お題・悪口を修正するソフト



■2025年7月29日

数多の財宝を盗んできた泥棒は宝物刑を処せられた。これは価値ある財宝に触れられなくなる呪い。


けど彼は財宝の美を忘れられない。そこで見様見真似で粘土をこね出した。何度も試行錯誤を重ねる。


彼の死後、作った像は至高の芸術作品と呼ばれるようになっていた。彼は自らで宝を手にしたのだ。


お題・宝物刑



■2025年7月29日

若者が思いつきで立派なことを煽り立てた。社会は腐ってる、政治家が悪い。


たちまち若者の与太話を本気にした人が集まり、彼は革命家として担ぎ上げられる。かくしてクーデターが成功。彼らは首脳となって困った。自分たちは政治なんてやったことはない。


そこで彼は思いついた。政治家が悪いのだ。


お題・思い付き



■2025年7月29日

私は毎日エゴサをしている。許せないことを発言している奴がいたら、そいつがネットを辞めるまで何度も何度も嫌がらせをするのだ。今日も一人、ネットの悪を成敗してやった。


だが誰か警察に被害届を出していたらしい。散々な目に遭う。なんて奴だ、私の個人情報を調べて嫌がらせするなんて。


お題・悪のエゴサーチ



■2025年7月29日

異世界に来ると、まだ奴隷制のある社会。俺はツレと共に、奴隷市場に来ていた。すると

「奴隷制度はんたーい!」

周囲に奴隷制に反対する人々がいる。なるほど、この社会も過渡期なのだなと思ったら、ツレが説明してくれた。

「あれは奴隷商人の雇った反対運動専門の奴隷だ。近頃は体面があるからな」


お題・奴隷制度反対

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