表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
171/242

1701~1710

■2025年6月12日

我が町の灯台は眩しすぎる。住民は灯台を訴えた。ところが取り調べに入った警官は驚く。体に悪い違法な燃料を使っていたのだ。


取り調べは全国に及び、違法燃料を使っていた灯台が次々と摘発される。


灯台が眩しすぎたせいで、有害だったと明るみに出た。


お題・灯台の害



■2025年6月12日

米高騰化の影響だろう。弁当からメシが減った。この量では昼からの仕事、力が入らない。値上がりしても構わないから、メシを減らさないでくれと弁当屋に告げた。


かくして翌月から弁当代は値上げされる。メシはそれ以上減らなかったが、今度はおかずが一品なくなった。


お題・減米



■2025年6月12日

同僚に恋をした。休みごとに付き合いを重ね、遂にプロポーズ。けど彼女は躊躇っている。どうしてなんだ。

「だって初めてだから」

「僕だってずっと独身で。この年になって、結婚するのは初めてですよ」

「違うの。初恋は実らないって言うでしょ?」


お題・初めての



■2025年6月12日

秘密結社のんきギルドは、のんき者の集まりだ。常日頃は排斥されがちな、のんきさの人権向上のため働く。後はダラダラするのだ。

「なにそれ最高。俺も入りたいんだけど」

「僕も入会したくて届け出を送ったんだけど、数年音沙汰なしでさ」

「ああ、のんき者ばかりだから仕方ないな」


お題・のんきギルド



■2025年6月13日

「たった一分の思い出。あなたは東京へ行く前、私に優しくキスしてくれたよね。あの思い出があるから、今でもあなたの愛を信じていられるの」

「いやあれ、君が押し倒して無理矢理に唇を奪ってから、東京で彼女を作ったら承知しないと脅したんだよね? 一分、つまり1%くらいしか合ってないから」


お題・1分の思い出



■2025年6月13日

俺の能力は自己再生。どんな傷も瞬時に治るが、他人は治せない。


だから魔王軍に追われた時。足手まといだと散々に罵倒して、仲間を先に逃がせた。俺だけなら生き残れる可能性はあるからと。


けどもし、生きて再び合流できたなら、口の悪い俺なんかでも、あいつらまた仲間にしてくれるかな?


お題・自己再生能力



■2025年6月13日

テロは成功したんだ。これで我らを恐れた民衆により、社会に革命が起こるはず。


だが無関係な死傷者が多過ぎたらしい。世論は完全な逆風に。味方はいなくなってしまった。同志は今や単なる犯罪者扱い。


まさか、あの成功が我らを破滅に追い込んでしまうとは。


お題・破滅の達成



■2025年6月13日

私も職人として独り立ち。なんなら若い分、師匠より仕事ができる自信もある。私が親方なのだから、もちろん弟子も取った。


だがその弟子が一向に成長しないし。人間関係も思わしくない。前はこんなことなかったのに。


仕方なく、私は師匠を頼ることにした。

「弟子の取り方を教えて下さい」


お題・弟子の師匠



■2025年6月13日

孫がよほど可愛いらしく、義母は親切にしてくれる。だが

「さすがに親切も多すぎます。これ以上は甘やかすことになりますから」

ありがた迷惑になってきた。


そう告げられた義母は少し悩んで、私に尋ねる。

「多すぎるなら。じゃあ、何したらいい?」

「何もしないで」


お題・親切



■2025年6月13日

今日は僕の命日だ。予言者にそう予知された。ともかく僕はいつの年か、本日に死ぬ。


今年も生き残れたぞ。知り合いを集めてパーティーをするのも恒例だった。


今や僕も老いて、命日を祝ってくれる人などいなくなった一人ぼっち。なのに今年も生き残ってしまったか。ああ、来年の命日が待ち遠しい。


お題・記念日

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ