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■2025年4月12日

ここはカネの楽園。カネさえあれば誰でも入れる。ここにいれば何でも夢が叶い放題。美食、美酒、美女に溢れてる。


だから一度入ると、もう出られなくなっちまう。なのに、い続けるにはカネがいる。


だから今日もせっせと金儲け。楽園のために大金を稼ぐのもラクじゃない。まるで地獄のようだ。


お題・金銭の楽園



■2025年4月12日

うちの窓から見て、いつも太陽は東から昇る。ならば朝日とは東の地面に埋もれているはずだ。僕は夜のうちに朝日を掘り出してやろうと企んだ。


だが掘っても掘っても出てこない。そのうち季節が過ぎて、朝日は掘っていた穴からズレた場所に昇りだした。

「しまった、日をかけ過ぎたか」


お題・太陽発掘



■2025年4月12日

どうも近頃、寝違えが酷い。それは枕が悪いんだよと言われ、評判の寝具屋に。そこで新素材の枕をオーダーメイドした。これが大正解。ぐっすり眠れるようになった。


ただ新素材というのが、ガサガサ鳴る。寝付くまで音が気になって仕方ない。


首は良くなったが、これだけはネックだなあ。


お題・ガサガサ鳴る首



■2025年4月13日

旅をしていると警告された。次の町は「注意都市」。くれぐれも気をつけることだな。


と言われていたけど、どこにもそんな町はなかった。けど、不意に思い出して私は元の道を戻り、途中の村に立ち寄る。そこには「ここは注意都市」の小さな看板。


こんなの、よほど注意しないと分からないよ。


お題・注意都市



■2025年4月13日

ブラックホールが大量発生するため、監視官を置いて注意報を出すことにした。

「なのに、あの惑星はなぜ呑み込まれたんだ」

「それが注意報の電波ごと呑み込まれたようで」

「そいつは想定に大きな穴があったもんだ」

という銀河帝国も今やブラックホールに呑み込まれ滅んだ。全ては歴史の闇の中。


お題・ブラックホール注意報



■2025年4月13日

「○○も買って貰えないの? 親から愛されてないんじゃない。私はあれもこれも買ってくれたんだから」

n子ちゃんは度々、私にそんなことを言った。家族ならよく遊んでくれるんだけどな。それより

「ウチの親なんてサイテー」

当のn子ちゃんが、なぜ幸せそうじゃないのか。それだけが不思議だった。


お題・お金があれば幸せに



■2025年4月13日

僕の消しゴムには秘密がある。この世の物を何でも消してしまうのだ。一度それで空の青を削ってしまい、恐くなってからは筆箱にしまってある。けど気付けば筆箱をも消し、地面に穴を開け、地球の反対側まで行ってしまったらしい。


今は天文台が、超光速の何かが銀河を消していると大騒ぎしている。


お題・モノの消しゴム



■2025年4月14日

学校崩壊を起こした不良校を立て直したのは、一人の熱血教師だった。彼は決して諦めぬ執念の教育により、生徒たちを真面目に立ち直らせる。


だがこの生徒たちが卒業後、各地で問題を起こした。ある人が元生徒に尋ねる。

「学校で何を学んだと言うんだ」

「この世は、しつこい者勝ちってことかな」


お題・執念の指導



■2025年4月14日

因習に支配された山奥の村があった。そこでは流行り病にかかった者が出ると、災いを呼ぶとして神の生贄に捧げたのだ。

「それがここってわけ」

「人っ子一人いない廃村ですね」

「そりゃ病人を隔離せず、病院にも連れて行かないなら、他の村人に伝染するんだよなあ」

「災いは確かに起きましたね」


お題・災いの病



■2025年4月14日

父は教育に厳しい人で、よく自分に克てと僕に言い聞かせていた。だけど僕はどうも要領の良い方らしく、勉強スポーツと何でも、それなりの努力でこなしてしまう。


そんな僕を見て、父は「自分に克ってない!」と怒るのだった。


恐らく父は自分に克つより、息子である僕に勝ちたかったのだろう。


お題・親子の克己

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