【娘の痛みに気がつかない（黒ネコシリーズ）】08/24パンパスグラス光輝

#twnovel （366日花言葉）

娘は「抱っこ」と両手を広げ私を見上げた。私の腕には既に彼女の弟が抱かれているというのに。腕の中の子は私の守るべき大切な存在。親戚一同が待ち望んだ、祝福された男の子。ふくふくと眠る弟は光輝を放って映る。私は「わがままな子。お姉ちゃんのくせに、見てわからないの？」と娘を退けた。

＊＊＊＊＊

黒ネコシリーズの千秋、香澄、修二でした。

＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

評価をするにはログインしてください。

ブックマークに追加

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

―　新着の感想　―

このエピソードに感想はまだ書かれていません。

感想を書く場合はログインしてください。

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ

【娘の痛みに気がつかない（黒ネコシリーズ）】08/24パンパスグラス 光輝