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恋する転移者の闇堕ち英雄伝  作者: マッシュルームDX
2/2

主人公による観察

今回は主人公の考えがずらずらと並べているだけです。

飛ばしてもらって構いません

次の日から俺の赤坂さん監視生活が始まった。

監視といってもストーカーまがいなことではなく、

見かけたら彼女の動向を観察するだけだ。


例えば登校時間、赤坂さんを見つけると俺は横目で彼女をみながら友達と一緒に学校に来るのかなどを探る。

この2日間彼女を見かけるが、どうやら誰とも一緒には来ていないようだ。


次に休み時間、俺はここが一番大切な時間だと思っている。

赤坂さんと喋る話題を発見できそうな時間だからだ。


顔を向けながら観察すると流石に友人から良からぬ想像をされるので、

眠たそうに机に伏せながら片方の目だけを開け観察する俺。


赤坂さんはずっと本を読んでいた。

本の題名までは見れなかったが、自分も本を読んでいるので話題ができるのでは?と期待したが流石にラノベを読んでいる様子ではない。


窓側に座っている彼女の髪を太陽光が照らし、もっと美しく見えた。

しかし、廊下側に座っている俺からは距離がある程度空いている。

見入っている俺の視界を妨げるように真ん中で群がる男子の連中にはイラッときたもんだ。

結論赤坂さん可愛いで終わる始末。

俺ってそろそろ恋愛に脳を侵されてるのかな?


本を読む以外にもわかったことがあった。

休み時間中、彼女に話しかける女子は一人もいなかったんだ。

女子の縄張りは全くわからない俺でもわかるボッチさだった。


まあ俺が言えたことじゃないが。

昔は親友と言えるほど仲が良かった友人とも

趣味が分かれ、あまり喋らなくなってしまった。


だからこそ今俺は彼女のことを好きになっているのではないか?そう思う。





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