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第六十二話 帰郷とお風呂

絶さんとのフラグ立てですが、少々やりすぎというか戦国時代っぽくはないのかな? という感じですがスルーしてください。やりたかっだけです。

 

 第四次川中島合戦を終えた俺達は善光寺にて首実検を行った後、越後に帰還した。


 馬から降りると、絶さんが近付いてくる。


「お帰りなさいませ景亮様! ご無事で何よりでございます」


「ただいま絶さん! 出迎えてくれてありがと」


「はいっ! お疲れと思いお風呂を沸かしてあります。まずは体をゆっくりお休め下さいませ」


「おっ、マジで!? やっと風呂に入れるよ···」


「ふふっ···では屋敷に帰りましょう」


「あいよっ! 段蔵ー、先戻ってるぞー」


 俺は段蔵に声を掛けると絶さんと一緒に屋敷に戻った。ついでに政虎は仕事があるため、城に戻った。後で行くと言ってたから夕飯の頃には戻ってくるだろう。それまでは風呂に入ったりしてゆっくりしてよう。


 さて、服を脱いで浴室に入り、俺は先に体を洗う派なので浴槽と別にある小さな浴槽の前に座る。


 糠袋(糠を麻袋に入れて作る、石鹸のような役割の物)を手に取り身体中を擦っていく。


 すると浴室の扉が開いた。袖と髪を結んだ絶さんが入ってきた。


「···ってなんで!?」


 俺は直ぐ様持ってきた布で股間部分を隠す。


「お疲れでしょうから、お背中をお流ししようと思いまして」


 絶さんは俺が持っていた糠袋を奪うと俺の背中を擦り始めた。


 俺は、これは止められないと思い、大人しくされるがままになる。


 うーん···なんだろこの···これって夫婦とかでしかやらないんじゃ···


 後ろではゴシゴシという音と絶さんの吐息が聞こえる。背中だけじゃなく股間以外の全部を優しく洗ってくれる。


 うっわ···! 何これやばい! 


 俺が悶えていると、絶さんの手が止まる。ようやく終わったようだ。


「では、お流ししますね」


 そう言うと優しくお湯をかけてくれる。いやぁさっぱりだ!


「ありがとう、絶さん。おかげで綺麗になったよ」


「いえいえ。では私はこれで、ゆっくり湯船に浸かって体を温めてくださいね」


 そう言うと浴室から出ていった。


 俺は洗っていなかった部分を洗うと湯船に浸かる。


「ふぅーーーっ···」


 体の疲れが全てお湯に溶けていくようだ。いやぁ···風呂には不思議な力があるんじゃないかと思うね。特注で風呂作ってよかった。


 しっかし夫婦ってのはああいうことをするもんなのかね···そう思うと夫婦っていいもんだな。


 いつか誰かと結婚することになるのかね···


 その時、政虎と絶さんの顔がパッと思い浮かんだ。うん、なんと煩悩にまみれた男なのだろう、俺は。


 すぐにそれを振り払い勢いよく湯船から出る。布で体を拭き、服を着る。


 風呂から戻った俺を待っていたのはお茶を丁度淹れていた絶さんだった。


 俺が部屋に入って座るとその目の前にお茶が置かれる。


「お帰りなさいませ、疲れはとれましたか?」


「いやぁ、何から何までありがたい···」


「私にはこれくらいのことしか出来ませんから」


 絶さんは自分の湯呑みにも茶を注ぎながら答える。


 久しぶりのゆったりとした時間を寛ぐことにする。あぁ···この平和がずっと続けばいいのになぁ···。


 そして夕方、日が落ちようとする頃、政虎は屋敷にやって来たのだった。



ようやっと上杉方の話が出ましたクロスオーバー作品である"分枝世界の戦国記譚"もぜひ! こちらもそろそろ畿内、織田の話を出していくつもりです!


https://ncode.syosetu.com/n1697ee/

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