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ブサメンガチファイター  作者: 弘松 涼
閑話2(ヒーロと勇者!?)
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14 勇者リリの冒険 後編4

 え? え?

 颯爽と現れ、黄金の髪をなびかせている……えーと、謎の勇者、その名はアルディーン!?



 サイトウが叫ぶ。

「勇者アルディーンだと!? キサマ、どっかで見たような……」


「ふっ、僕はいつもお前らのような悪党を見張っている。悪党であるお前は、もしかして僕の視線を感じ取ったのかもな。さぁ! エルカローネ! ガチタンク! 今こそ全員集合だ!」


 えーと……

 なんかキラキラ光っているお姉さんと、これまた颯爽と教室の窓から――

 それと……

 目の周りに怪盗団がつけているような布を巻いた、さっきまでいた確かシゲルセンセイとか呼ばれていた凶悪なおじさんが教室に「失礼しまーす」って言って入ってきました。


「あのー、勇者アルディーン。俺のコードネームはブルータンクです。この名前、あなたがつけたんでしょうが」


「そうだった。火急のことですまない。ブルー!」


 アルディーンはサイトウの方へ向き直り、

「勇者戦隊★ファイティーンファイブがきた以上、お前達悪党の好きにはさせない!」


 どっかーん!

 という効果音を、ブルータンクが苦い顔しながら言った。



「あのーですね。アルディーン様」

「なんだ? エルカローネ」


「勇者戦隊ファイティーンファイブってなんですか?」

「そういえば君にはまだ説明していなかったな。我々は密に戦隊を結成した! そして君は」

「あ、聖女ピンクですね! そういえばホワイトボードで見ました!!」


「ホワイトボードを見たのは……確か、僕としげるさんと聖華さんだけだったような……うーん……」

「あ、黒髪の女の子に聞いたんです。もしかしたらわたしのことかもって付け足して」


「そうでしたか! それは話が早くて助かります!」


 サイトウの怒声が貫く。

「何なんだ、キサマら! それにしげる先生! キサマもこやつらとグルだったのか!」


 ブルータンクは、

「なんで俺しかバレないんだ?」とか呟きながら、アルディーンに近づいて耳打ちしています。小さな声でごにょごにょ言っていますが、どういう訳か、あたしには聞こえます。


「せいじさ……、いえ、アルディーン。とりあえず俺が盾となりながらみんなを逃がします。斎藤はアルディーンが、小田はエルカローネが抑えて……あ、弱ったな。ここのボスの大板はどうします?」


「もちろん僕が!」


「いやいや、それがダメなんですよ。大板の特記事項があなたと相性が良くなくてですね……」

「相性!? その前に教えてくれないか、ブルー。どうやって君はヤツの特記事項を知り得たのだ?」


「あ、えーとですね……、あのですね……、あ、そうだ! さっき理事長室に行った時、たまたまゴソゴソしてたらなんかゲットできたんですよ!」

「さすが元探偵!」


「そんなことよりヤツの特記事項がとにかくヤバイんですよ。『教育なんてクソくれぇだ。我こそが、すべての英知。我の教えに逆らう者は、大いなる罰を体現させてやる』なのですから」


「なんて卑劣な! この教育の勇者アルディーンが狂った教えに真の教育を叩きこんでやる!」


「だから、あなたではダメって言ってるじゃないですか!」

「何故だ! ガチタンク!」


「ブルータンクです!」

「すまない、ブルー」


「……えーと、つまりですね、あなたの教育価値観は大板のそれと正反対なのです。だから仮にあなたの拳が如何なる邪悪をも貫くとしても、その前に大板の『教えに逆らう』という特記事項が発動して『大いなる体罰』とかが炸裂しちまう恐れがあるんですよ!」


「なんだと! だが僕は、如何なる悪にも屈しない! 何故ならぁぁあ」

「まぁまぁ、リーダー、抑えてください。それよりも大板にうってつけのスーパーヒロインがいますよ」


「何!? それは聖女ピンクのことか?」


 聖女ピンクはにたり。


「いえ、そこにいるあの子です」


 ブルータンクの指の先は、そのまますーと、あたしの方へ……


「え?」


「彼女はさっきこう言いました。あまりにもカッコよかったので丸暗記しているのですが、『あたしはあなた達からたくさんのことを学んだ。搾取には搾取を、略奪には略奪を。そして制裁には制裁をもって返せということを。今こそその時!』って言っておりました」


「そ、そうか! なるほど。同じ手でもってやり返す場合、教育方針へりくつ自体には逆らっていないから大いなる体罰が発動しないって訳か」

「おそらく。まぁその仮説が違ってもなんとかなりますよ」


「なんていい加減な。他にもレベル差とか能力差とかは、どう埋めるんですか!?」

「それも多分なんとかなります。だってあの子は、革命の勇者ですから」


「な、なんだと! 革命の、ゆ・う・しゃ……だと……、その肩書、超カッコいいじゃないか! 僕の『教育の勇者』と取り換えてくれないか」

「あー、もー、ほら、アッチ見て。斎藤が何やら作り始めましたよ! きっと錬金術でヤバイ物を生成しようとしているに違いありません。アルディーンは、早く斎藤を!」


「だが、僕には革命の勇者としての使命も……」

「それはこっちで何とかしますから! 採用試験での屈辱を思い出して!!」


「さ、採用試験だとぉぉお……」

「そうです! 一字一句思い出すんだ、アルディーン! 試験で斎藤になんて言われたのですか?」


「ぐぬぬ……。ゆ、許さん! 斎藤よ! 奴には人間の名など名乗る資格すらない。何故なら奴は教育者の仮面を被る卑劣な外道だからだ! 斎藤、否、人の名を語るけだものよ! キサマに不合格にされた志願者達の恨みを、兆倍をもって償わしてやる! うおおおおおおお!!」


 そのままアルディーンは血走った目で、開発中で無防備なサイトウに飛びかかっていきました。


「あーあー、自分で言っちゃってるし……」と頭をゴリゴリかきながら言いながら、ブルータンクがこちらにやってきました。


「君がリリさんか。探したよ」


「えっ? あ、あなたは?」

「俺? えーと、ある時は、どっかの誰かに強引に頼まれて嫌々やっている派遣会社のスタッフ。そのまたある時は、どっかの誰かに強引に頼まれて嫌々やっている正義の味方、ブルータンク。そしてその実態は……」


 そこまで言うと、ブルータンクは一呼吸を置きました。

 思わずあたしはゴクリと唾を飲み込んでしまいました。


「人を笑顔にするのが好きな、ただのおっさんです」


 はぃ?


「俺にはあんたの勇気の1万分の1のねぇ。だから手伝ってくれ。俺達で悪党共をぶっ倒そうじゃねぇか!」


 ただのおじさんなんて嘘ってことくらい、こんなあたしでもすぐに分かります。


 だって勇者アルディーンと聖女エルカローネは、学園最強を誇る講師オダとサイトウとガチガチに戦闘を開始しているのですから。

 アルディーンが教室の窓を突き破り、グランドに敵を吹き飛ばすと、追随してそこへ舞い降り、間髪入れず剣や魔法で激しい攻防戦を繰り広げていきました。

 そこには他の講師達もどんどんと加わり、凄まじい乱戦状態になっていきます。ですが圧倒的多数VSたった二人だというのに、アルディーンとエルカローネが圧倒的に優勢にそして優雅に立ち回っているのです。

 あの二人、なんかめちゃくちゃ強い。

 あ、どこともなく巨鎌を持った黒い人もやってきて勇者側に加わり、バトルは更にエスカレート。どっかんどっかん、グランドの樹木がなぎ倒されていきます。


 サイトウは、

「お前ら、とにかく時間を稼げ。わしが最強の毒ガスで全部片付けてやるから」


 それにアルディーンは、ひとつ右の口角で笑い、

「ククク。愚かなり斎藤。さすればお前の仲間達も全員、即死するぞ!?」


 オダが真っ青になって続く。

「ですよ。斎藤教授! もうちょっとマシな手はないのですか?」

「うるせぇ。とにかくお前らがとろいからだ! こんなやつら、毒ガスで一発よ」


 エルカローネは、

「ふふふ、やめた方がいいですわよ。わたしには仲間が傷ついたら完全に治癒する能力があります。もしあなたがその愚かな力を行使した場合、ダメージを受けるのはあなた達だけ」と、なんかアルディーンが台詞を言う度にやっているのと同じような指先を相手に向ける決めポーズをしている。


 ブルータンクのおじさんは、

「あっちはアルディーン達に任せておいて大丈夫だ。さぁ、俺達の敵は、この腐った学園の大ボス、理事長の大板だ」


 オオイタ。

 あたしはやつに視線を向けました。


 オオイタは何をしてくるでもなく、冷ややかな眼差しのままこちらを見つめ視線が合うと肩で少し笑いました。


「お話はもう済んだかね」

「あぁ。それよかあんたもよくもまぁ、俺達の話が終わるまでそこで突っ立ったまま待ってくるわな」


「前も言ったではないか。私は誰よりも優しい。こうやって裏切り行為を犯しているしげる君やリリ君にも寛容なのだよ」


「なにが寛容よ! あんた達こそ……」

 

 あたしは咄嗟に口を噤んだ。

 何故ならオオイタが、まるで口元を隠すかのように手を添え、その手の裏で不気味にほくそ笑んだからです。


 その行動はあまりにも酷似していました。

 そう、あの時と同じ。

 

 あたしから『カカ』の名前の入った布を受け取った――そう、あたしを騙したその瞬間に見せた醜悪な形相――まさしくそれでした。

 


 思わず一歩、後ずさった。


「どうしたのだね? 続けたまえ。んー? 君はさっき何を言おうとしたのだ? 何か私に文句があったのだろう。それをハッキリ言ったらどうなんだい? 私は寛容だ。君がどんな汚い言葉を投げかけてきても博愛の精神をもってすべて受け止めてやろうではないか!」



 間違いない――誘導している。


 とにかく冷静になれ、あたし。


 しげるさんが言っていたオオイタの特記事項。

 それは――


『教育なんてクソくれぇだ。

 我こそが、すべての英知。

 我の教えに逆らう者は、大いなる罰を体現させてやる』



 あたしに何かを言わせたいのだと思う。

 オオイタはそれを汚い言葉と称した。

 奴は気付いている。

 あたしがあの後続けようとした言葉――それはオオイタへの不平不満文句悪口……



 ――それはつまり、ヤツの教えに逆らうということ……



 しげるさんは、

「いいねぇ。グッジョブだ。仕事をひとつしなくて済んだぜ」

 と、親指を立ててみせました。


 ――仕事?

 

 何を言っているのかさっぱり分かりませんが、彼の表情と言動――それはまるで、あたしの心を読んでいるかのようでした。


 オオイタの視線はしげるさんに切り替わる。

「しげる君。君は悪い人だねぇ。さっきの会話、聞こえなかったとでも思っているかね? どこで私の特記事項を知りえた? どこにも書き写してなんかいないし、この学園に――いやこの世界誰一人とて言っていない。知り得る方法などないのだ。それなのにどうやって?」


「なんだ、そんなことか。そりゃ、すぐ分かるさ。だってあんたの顔に書いてあるからな。人を小馬鹿にしてニヤニヤにやついているそのうすら汚れた顔面に、デカデカとハッキリあんたの特記事項こころがな!」


「なっ!」

 オオイタは顔面を手で覆う。


「どうせあっちの世界の学校とかで嫌なことでもあったんだろ? そんなことくらいで捻くれちまうなんてなんて小さな奴なんだ」


「黙れ! お前に何が分かる!? あの国の教育は間違っている。私は……、私は……真の教育を広めたかっただけだ! なのに上の奴らはもちろん、下の連中もだ。私が新しいことを取り組もうとしたら、すべて邪魔して排除しやがる。私の考え、そして私の存在自体を疎み遠ざけようとするのだ。この世界にはそんな奴らしかいない。腐っている。誰も私の教えに耳を傾けようとはしない。だからまず最初に奴らに教えないといけないのは服従心だ! アホに指導するのは絶対的・子弟しはい関係しかないのだ。そんな簡単なことが何故分からないのだ!?」


「まったく分からねぇな。分かるのは、そんな偉大な考えをお持ちの大先生がお作りになったこの学園は、胸糞悪いゴミってことくらいだ」


「ぐぐぐ……。言ったな、下郎! もはや許さん。折角、我が弟子となり我が教えに服従するという最高の喜びを与えてやろうとしておったのに、もはやかける言葉すら思い浮かばんわ!」


「俺もだ。お前のようなゴミに話しかける言葉が思いつかねぇ。そして彼女もそうだ」


 しげるさんに視線を向けられ、思わず――いえ、思いっきり頷いてやりました。


「薄汚ぇおやじに生意気な小娘よ! 改め言っておくが、私は特記事項の恩恵がなくとも無敵だ。なぜならあの忍者マスターの梶田を大きく上回るレベル782の僧兵モンクタイプ。奴の苦手だった回復魔法をも得意とする弱点皆無の無敵職オールマイティータイプだ!」


「かじた……、あぁ、いたなぁ。そんな名前の奴。ステータスが横並びのガチファイターに一発KOされた変なおっさんだったな」


「ククク。強がるのはよせ。梶田の死因は天井落下による圧迫死。戦士にやられたという情報など、どこにもないわ!」


「あー。そんな細けぇ情報まで知っているのに勉強不足な教育者だな、あんたは。ま、いっか」


「そうだ。このような戯言、もはやどうでも良いわ! ゆくぞ、木っ端共」


 オオイタは凄まじい形相で拳を突き上げたまま突撃してきます。

 相手はレベル782のモンク。

 とんでもない化け物です。

 その物凄い迫力でさっきまでの元気がかき消されそうです。



 で、でも……



「リリさん。奴の動きが良く見えているだろ? スローモーションに感じるくらい」

「あ、はい……。レベル2のあたしが、どうして……」


「きっとアドレナリンのせいだよ」

「アドレナリン……?」


「人間にはピンチの時に発動する神秘的な脳内エネルギーがあるんだ。それがアドレナリン。高い所から落ちた時や、こける瞬間とか、ピンチ時にスローに感じたことない?」


 そういえば、ある……

 馬車にはねられた時、ゆっくり宙を舞っていたような気持になった。

 運よく柔らかい葉が生い茂る畑に落下したおかげで、擦り傷程度ですんだけど。

 

「そういうことだ。そんでもってきっと、攻撃力、防御力、素早さ、すべてが限界を超えて加算されているよ。さぁ、拳には拳で、暴力には暴力で、傲慢には傲慢で返してやれ!! 生徒がいつまでも先生に劣ってなんかいないってことを証明するんだ!」


 そうだ!

 怯んでいる場合なんかじゃないんだ!


 よくも平凡だけど楽しい毎日を送っていた私たちを、みんなを! 勝手にNPC呼ばわりして迫害して……あたしは絶対にあんたを許さない!

 

 だから言ってやる。


「あんたは嘘付きよ」

「何を言っている、小娘? 命乞いの類なら、もっとまともな――」


「だって、あんた言ったじゃない。自分は寛容だって」

「私はいつだって寛容だ。真の教育者だからな」


「ふん、どこが寛容よ? 今、物凄く怒っているじゃない?」

「そうだ。どんなに寛容な私でもお前だけは許さん!」


「あんたは今、自分の教えに逆らった。あんたこそ、大いなる体罰を思い知るがいいのよ!」


「ほざけ! こしゃくな小娘め! まずはお前から教育してやるわ! 髪の毛から足の先まですべてに教育的制裁をごくと味合わせてやる! 感謝して死ねぃ!」


 破裂しそうなくらいのこめかみの血管。

 襲い掛かる剛腕。

 巻きあがる突風があたしの髪を持ち上げる。

 

 だけど本当によく見えるのです。

 ヤツの眼球に映る――あたしの握りしめる拳まで。


 向かいくるヤツの拳を潜り抜け、そのまま低姿勢に落としたヤツの顔面真横まで躍り出て、半身を宙を舞うくらい思い切り捻り、力任せにヤツの頬をぶん殴ってやった。


 レベル782のモンクに効くハズもない。

 そんなことくらい百も承知。

 だけど、でも、

 少しでもあたしたちの、苦しみを、怒りを、味わえ!

 


 そんなあたしの拳は、ヤツの頬を貫き、まるで風船でも叩いたかのように、木っ端みじんに弾け飛んだのです。



「おお! すげー! 俺の出番がなくなっちゃった」


 え? どうして?

 あたしはマジマジと両手を開き、自分の指を見つめました。


「……で、でも、これ、アドレナリンとか……違う……。どういうこと?」


「さぁ、俺にはさっぱりっス。あ、奴、自分で墓穴をほったとか? 自分の教えに逆らったことで発動する大罰とかでさ」



 大罰……

 咄嗟の思いつきだけで、勢いに任せて自然と出た言葉でした……


 それで……

 そんな理由だけで、あたしにこれだけの力が宿ったの?



「まぁ、ヤツに罰が当たったのは本当だと思うよ。ついに神様が怒って参戦しにきて、頑張っている良い子に力を貸してくれたんだと思うよ? たぶん」



 かみ……さま……

 もしかして、しげるさん……が??



 あたしはしげるさんをマジマジと見上げました。

 じぃー。

 

「あ、さっきのは適当に言っただけだからね。たぶん、罰だよ、罰。うーん、罰だな、きっと。あはは。まぁ、難しい事とかよーわからんっスし。だって、俺、ただのおっさんだから」


 人を笑顔にすることが大好きな、ね。



 * * *



 サイトウ、オダ、イノダ、その他の講師を気取った犯罪者達はすべて縄をかけられました。これから馬車に乗せ、ヴァレリア公国の監獄まで輸送するそうです。


 アルディーン達はどこに行ったのでしょうか?

 だってその段取りをしているのは誠司さんというヴィスブリッジの会長さんなのですから。

 誠司さんからカカのことも聞きました。

 彼女のことは何も心配しなくていいと言われたときは、目から大粒の涙が流れました。


 こうしてあたしの長い冒険の旅は、幕を閉じたのだと思います。

 そして第二幕を、すぐにでもカカとまた一緒に始めていけたらなと、今からワクワクしています。


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この講師たち(怒)、生かしておくと特記事項が危険なのでこの場で処分しておきたい…
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