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第17話 知らない俺

口にしていながら、聞いて一番驚いたのは自分だ。

“そんな口調ないだろ!”と思いながら、自分の言葉にケツは持つ。

「危なくて、つい荒い言葉ですみません。」

嫌味のひとつもあるかと思いきや

『最近の暑さのせいもあるだろうから気にしないでいいよ。というか、猛暑になってから君が“今どき珍しいカミナリ親父”と、みんなから評判なんだよ。』

えっ?最近の俺いつもこうなの?

最近は意識も記憶も曖昧でポカしない事しか考えてなかったはずなんだが。

『最初は、周辺対策に“愛想よくてクレームにも心折れない”君を寄越してもらったんだが、昭和テイスト?が新鮮らしく助かるよ』

全く身に覚えのない称賛に、“嬉しい”より“気持ち悪い”が勝り、珍しく「早くおわれ」と願わずにはいられなかった。

“御奉公”も『また、何かの際は頼むよ』とありがたくない“称賛”とともに無事終わり、戻ってきた“いつもの”場所。

でも、待ち望まれてたのは“俺じゃない”俺。

『あの現場で“本性”だして、仕切ったらしいね』

『所長や親方なかなか顔ださないから、迷う事多くてさ。ココでも“本性”頼むよ』

何の事だ?最近は連日の猛暑で、意識朦朧で事故起こさないように気をつけるのが精一杯だったのに。

確かに、なんか斜め上の評価を受けてた気もするが、“俺”への評価じゃない。

それが一番気持ち悪い。

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