表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

煽り運転

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782


【カクヨム】

https://kakuyomu.jp/my/works


【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪




タイトル:煽り運転


高速道路をかっ飛ばしていたら、

前をトロトロ走る車がいた。


「ったくコイツ!何のつもりだ!」


後続する車のドライバーは

段々怒りのボルテージが上がり、

とりあえずその車を追い抜こうとする。


しかし追い越し車線に入ると

その前の車も同じく追い越し車線に入り、

逆の車線に入ると、また同じく前の車も

逆の車線に入ってくる。


「ちくしょう!コイツ!ワザとやってやがるな!」


これで後続車のドライバーは

はっきり怒り心頭になり、

自分をさんざん悩ませてきた

その前の車を追いかけることだけに専念し、

とにかく前車のドライバーを

車から引きずり出し、

怒鳴り上げるなり何なりせねば

気が済まなくなったのだ。


「待てこのヤロウ!!」


前の車は少しスピードを上げ、

彼が乗る後続車から少し離れようとした。

しかしそれが分かれば

後続車の彼もさらにスピードを上げ、

何が何でも前の車を捕まえようとする。


つまり前の車を追い越し、

車を斜め向けにでもして停め、

前車のドライバーを引きずり出す

準備をしようとしたわけだ。


けれど前の車はよほど性能が良いのか。

普通のセダン車なのに

スピードが思いのほか出て、

ドライブテクニックもかなり良く、

なかなか捕まらない。


追い越すことさえ出来ず、

後続車は

そのまま前の車を追いかけて行く。


そのうち高速を降り、府道に入り、

都内から郊外へと

ジュンジュン車は走って行った。


「このクソヤロウ!イイ加減捕まれ!ナンボほど逃げやがるんだ!!」


後続車を運転する

彼の怒り心頭加減は

ますます火がつき

アンコントロール状態にまでなり、

とにかく一言でも怒鳴り上げなければ

どうにも落ち着かなくなっていた。


さらに府道から今度は山道に入り、

二台の車はカーチェイスでもするかの様に

ビュンビュン走って行く。


しかしそこは山道。

急なカーブもあれば道は細くなり、

それまでの様な猛スピードでは走れない。


「クソっ…!」


後続車を運転する彼は

前のドライバーのことを考えながら、

そのドライブテクニックだけは

認めざるを得なくなる。


しかしそうなれば余計に腹が立つ!

その時だった。


「うっ?!うわあああぁああぁ!!」


それまで走ってきた山道は

途中で道が無くなり、

後続車は運転して居た彼もろとも

崖の下に落ちてしまった。


ガシャァアアァァァン………!!


その高度から見て

もう助からないだろう

と誰もが思わされるほどの高さ。


そして後続車のドライバーこと彼は、

最後まで、前車のドライバーの姿を

はっきり認める事が出来なかった。


それから

その途中までしか無かった山道を、

ゆっくり運転で降りて行く前車の姿。

この「車の姿を見た」と、

事故目撃者として

あとで取材を受けた女が語る。



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=PrM8ErBr8h0

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ