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第8話 黒オークを倒すのは誰だ! ミックとマックスとクレア

 


 マックスとクレアの寝室。


「だ、駄目!」

「いいのかい?そんなこと言って」

「もうしないって!」

「俺ならギルドからいい依頼斡旋出来るんだがな」

「で、でも」

「早くしろ

「もうマックスが帰ってくるから!

「だからだよ」

「ううう」









 ギイーバタン!

「クレア!オーク討伐依頼ゲットだよ!」


「お、お帰りなさい」

「漸くオークだ! 朝からギルドに張り付いてて良かった!」

「そ、そうね」

「頑張るぞ!」

「そうね。が、頑張りましょう」


 ギーバタン。

「こんちわ」

「ピエール、依頼取ったぞ!」オークだオーク!」

「よかったっすね」ニヤニヤ

「さあ行こう!」

「そ、そうね」

「あ、俺、今日用事あるんで」

「え?」

「じゃあ、明日にしよう。道具買ってくるか」

「バイトもな」

「そう、バイトも雇わないと」

「そ、そうね」(お金が・・・)

「出かけてくる!」

「いってらっしゃい」


 バタン。


「わかってるよな」

「・・・・・」



「はっはっはっ!」







 翌朝、湖。


「楽しかったね〜ミック」

「楽しかった。また来たいよ、クレア」

「さあ、帰るぞ」

「お弁当も作りましたからね」←アマ母初登場


「旦那様」

「なんだ?」

「西回りで帰るとオークが」

「ほう」

「お気をつけください」

「それは逃さない様にということかな?」ニヤリ

「そうとは言ってませんよ」ニヤリ




 1時間後

 カポカポカポ。←馬の足音


「ん?」

「お父さま?」

「お義父さま」

「オークの気配」

「本当?」

「戦闘中だな」

「冒険者?」

「だな」





 案の定オークと戦ってるマックス一同。


「強すぎる!」

「マックス、もっと頑張れよ!」

「ピエールこそ!」

「きゃああああ!」

「クレア!」

「下がって!」


「よりにもよって最強のブラックオークとは!」

「あっ、剣を素手で掴みやがった!」

「なんて硬い肌」

「死んじゃう!」

「クレアもっと下がって!」






 どん!




「えっ?」

「えっ?」

「えっ?」

「「「「えっ?」」」」←バイトの皆様




「グオオオオオオッ、ガオオオオオ!」

「とう!」

「グオグオ・・・・ク・・・」ガクン




「ブラックオークが・・」

「倒された・・」



「ミック!」


「クレア?」



「どうしてミックが!」

「避暑の帰り」


「なんでミックがオーク倒せるの?」

「倒せるから」


「その格好」

「うん、お金持ちになったんだ」


「お金持ち・・・」

「運が良かったんだ」


「なんてこと・・」

「じゃあね。あ、オークは貰ってくから」


 オークの首ザク!

 切り口ジュワー!





「ミック・・・」ウルウル








 てくてくてく。


「婿さん」

「なんだい?魔剣」

「あいつらには関わっちゃあきまへんで」

「分かってるよ。もう戻らない」

「絶対やで?」

「誓うよ」




「あとで大事な話しましょうや」




 ー 残り白のみ! ー

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