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第7話 賢者一族湖で余暇を過ごす

【登場人物】


 ミック(順調)

 アマティ(猫バスケット買った)

 アマ父(超まったり)

 アマ母(出番無し)

 別荘管理人さん(親戚の人)

 魔剣(変形もできる凄いやつ)

 モコ、クロ(お魚くいたい)




 ーーーーー






 ここは湖の高級リゾート地。

 賢者別荘もある。

 今日は家族でまったり。


 小舟でゆらゆらミックとアマティとモコとクロ。

「きゃー、モコ、クロ、お魚よー」

 楽しそう。



 アマ父と別荘管理人さんの会話。


「ついにお嬢様も妻ですか」

「あの子曰く運命だそうだ」

「うちの倅なんて泣いてますぞ」

「すまんな。娘が運命感じないとな」

「あちゃあ」


「婿様、レッドオークも倒したそうじゃないですか」

「うむ。これで赤、青、緑、灰、黄クリアだ」

「すると白、黒を倒せば全クリ?」

「そうだ」

「凄い」

「史上3人目の全クリ間近だ」


「それにしても」

「なんだ?」

「魔剣、仲良くしてますね」

「うむ。オキニでないと口もきかない魔剣がな」

「まさか婿様凄い人?」

「逆。魔剣はイキリ野郎が嫌いなんだ」

「なんとまあ」


「それと」

「それと?」

「娘は魔剣のオキニだ」

「ほう」

「『剣やろうや』って娘によくけしかけてた」

「はっはっはっ」

「昔、娘が魔剣にラクガキしたが魔剣笑ってるしな」

「それじゃ祖父じゃん!」

「前オーナーも祖父だしな」

「もう10年ですか」

「偉大だった」

「同感です」




 こちら小舟。


「みっく〜、猫様にお魚とって〜」

「よおおおし!」

「婿さん、頑張りい!」

「あ、逃げた!」

「はやくう」

「魔剣手伝ってえ」

「よっしゃ、魔剣変形投網!」バサー 魚ピチピチ


「きゃー凄〜い」

「魔剣凄いよ」

「お父様にもみせたーい」

「魔剣、もうちょっとそのままで」

「ええで」

「にゃー」

「にゃー」

「モコ、クロ、丘に上がってからね」

「にゃー」

「にゃー」

「ごめんね魔剣。急いで漕ぐから」

「ええって、ええって」




 その頃の王都。

 焼魚屋台前のマックス。


「旦那、焼きたてだよ!」

「あ、ああ。美味そうだな」(くっ、金がない!)




 ー 焼き魚には塩! ー


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