表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ハンバーガー

作者: ベア

こんにちは

ベアです

今回は

僕の長所でもあり

短所でもある

耳が遠い話しについて

エッセイを書きました

どうぞご覧ください

指示を出される環境

僕は僕として動いてはいけない

僕は彼らの

血液を循環させる

「食べ物」でしかないのだから


僕は指示通り動けない

まず言葉が聞き取れない

そして

言語ではなく

ただ「流れる音」にしか

聞こえないからだ


「お前さ」

「話し聞けよ」

何回何百回目のセリフだ?

僕を怒号して

自分の価値観を受け入れて

貰えない事に

腹を立てられてしまった

「ごめんね」

「僕耳が人よりも遠くて」

「ごめんね」

そういうと

彼らは安堵するんだ

「ああ」

「そういう事だったのね」


僕は活字中毒だ

言葉を覚える事が

世界を広げる

それに

思いを伝えるには

打ってつけの方法だ


僕のクラスの子たち

分からない事があると

授業終わりに

分からないポイントを

他者の視点から見える自分を

教えて貰う

そうすることによって

彼らは親睦を深める


僕はね

「言語」

「川が流れる」

ようにしか

「聞き取れない」

から

いつも1番乗りに教室を出ていた


彼らはね

そんな僕を見て

不思議に思うだろう

「あいつ何で先生に聞きに行かないの?」

って

「あいつ自分が正しいと思い込み過ぎじゃね?」

僕はこの場を借りて

意見を述べさせて貰う


もしも

僕が言語を

何不自由なく聞き取れていたら

間違いなく

先生を疲労させてしまう程

質問攻めをしていた事だろう

分からない事があると

徹底的に調べあげたいのが

僕のポリシーだ


君たちは

手話を使用して

会話をしている人を

見かけた事があるだろうか

彼らは音そのもの自体を

聞き取る事が不可能だ

僕のように機械を耳につけて

音を拾う人も中にはいるよ

だけど

やっぱり不便だ

だから

「手」を使用するんだ

「嬉しい」

「悲しい」

「お腹が空いた」

なんてね

そんな彼らは

「自分が人とコミュニケーションを心を通い合わせる事が出来た」

「こんなに幸せな事はないよ」

って人と話をするんだ

彼らの嬉しそうな顔を見て

僕は嬉しかった

「良かったね」


僕は言語だけが

コミュニケーションではない事

他の手段もある事

そして

本当は言葉がなくても

伝える事が出来る事を

僕は知っている



最後までお付き合い頂き

誠にありがとうございます

次回作もぜひ

よろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ