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腐れやろう追い出してくるのよ

 そう言って神様は偉そうにどうだと言わんばかりにフンっ鼻を鳴らす。


 いや、だとしてもあの子は戦闘センスは圧倒的なものだったけれども・・・。たとえ相性を持ち込んでもまともに勝てる気がしないだが・・・。

 大体、仮に勝てたとしても相手は一緒に居た女の子の話だ。問題の迷子の勇者ではない。そっちをどうにかしなければ何の解決にならない。


「仮に女の子の方には勝てるとして、勇者はどうする?あの勇者は多分あの女の子より強いぞ」


「それは問題ないのよ。あれはあの一団の中で最も弱いんよ。なによりもあれは人間なのよ。他の人外に比べればどうってこともないのよ。それに――手負いなのよ?」


 手負い。確かにそうだが。まあそれよりも、おそらくエリザベート、エリーゼを含めているんだろうけど・・・他は人間じゃないって・・・。さっき女の子のことを妖精って言ったのはそいうことか・・・。

 

 それはさておいて、それでもオレは勝てるのか・・・?


「なにいちいち迷っているのよ。もういいからさっさと戻って、あんな腐れやろう追い出してくるのよ」


ダンダンッ――!

 

 肘掛けをまた拳で殴り始める。ご乱心してらっしゃる。ついにはくされやろうなんて言い始めたぞこの神様。大丈夫かよ・・・。


「ははっ――随分とひどい言われようだ」


 怒る神様を前にオレが、この世界の行く末に不安になっていると背後から声が聞こえる。この声――。

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