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まったくいいめわくなのよ
「あれらがお前を殺したのは手違いなのよ。あれらも問題を起こしたくないだからお前を生き返らせるのよ。それと、あれらは世界を探しているのよ」
「世界?」
「そうなのよ。あれらは壊れた自分たちの世界を治そうとその基盤になる世界を探している。どうやらここは違ったみたいなのよ」
だったら、この世界にいる意味は?
はあと、小さくため息を漏らす。
「なにか用を見つけたみたいなのよ。迷惑なのよほんと、勝手に我の世界を荒らしやがってなのよ」
ドンドンッ。
また肘掛けに拳を叩きつける。
彼らは世界を治そうとしている?よく分からないが、それが違って、別の事を見つけたからこの世界とどまっている・・・。
いや、そもそもなんで彼らの直そうとしている世界って?
「そんなものはどうでもいいのよ。あれは勝手に自分の世界を自分たちで壊して直そうとしているだけなのよ。まったくいいめわくなのよ」
ドンドンッ。
あらあらしく肘掛けを叩く。
「お前はあれを早く追い出すのよ」
追い出す?
「生き返った後もう一度あれと戦うのよ。いや、戦わなくてもいいどんな手を使ってでも追い出すのよ」
神が神ならぬことを言い始める。
いいのかよ、そんなこと神が言って・・・。
呆れながらも、続く神の罵倒を聞き、ようやく収まったところで。
オレは一つ疑問を訪ねる。




