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お前――名前は?
「小娘が・・・焼き殺されたいの?」
「あん?なによ?」
二人が睨みを聞かせる。
となりのエリーゼがあわあわしている。
「お前、どこぞの嫌な妖精モドキを思い出すわ」
「誰の事よソレ?」
じりじりと見えないけど二人の間に火花が見える、いや見えないけど。
「ルナ、頼むが二人の話を聞いてはくれぬか?これでも、二人には助けられたのだからの」
「ルナちゃん」
ネベラとルーチェがいい。
「んー」
いやいや、仕方なく押しとどまって。
「分かったわよ。で?探している人って?」
反抗的だが、ルナがエリザベートに聞いた。
「分かればいいのよ、愚かな小娘。お前――名前は」
「はああん!?」
ルナがかみつく。
「お前じゃない。お前よお前、勇者」
オレの事か・・・。
顎で食いくいくいとオレの事をさしてきた。
そんなエリザベートを見て、隣のエリーゼは頭を抱えているようだ。
「タクミだ。それで、探してる人って?」
オレは、犬のように威嚇するルナを撫でて抑えながら言う。




