知らない二人
早足で室内に戻ると、オレが頼んだ料理が既に来ていて、ネベラとルーチェが二人並んで座って食べていた。
そして、何故かテーブルの向かい側に知らない少女が二人が一緒にオレとルナの分の食事を勝手に食べている。
誰?。
少女はどちらもどこかの異国の姫様のような品のある少女で、鎧や武具などを持つ遊撃手が多いこの室内には異質な程オレらとはまた別な形で場違いさを醸し出している。
年は14、15ぐらいだろう。
どちらも細く、スレンダーでルーチェと同じようにクリームみたいなアルビノ肌。
透き通る滑らかな銀髪に、片方は童話のに出てくる意地悪な魔女のように不思議と人をどわすような美しい顔立をしており、漆黒のいくたものフリルやレースが重なり長いスカートが膨らんだ一国の姫が着る黒と紫のドレスを着て、そのドレスとは不釣り合いな古ぼけた紺の布包みに入った長い太刀だろうか?それを背中に背負っている、右眼は輝く金の瞳に左は水晶のように透き通った蒼い瞳の少女。
もう片方は、なんでも許してくれそうな優しい柔らかく美しい顔立ちをしており、片方の漆黒のドレスとは全くの真逆、純白の服が煌めていて見えるいくたものフリルやレースが重なり長いスカートが膨らんだ白と蒼のドレスを着た、澄んだ蒼い瞳の少女。
どちらも見た目、お人形さんのようにかわいらしく美しい瓜二つの顔をしている、なのにまったくの違う。姉妹と思われる二人がルーチェとネベラとの向かい側に座って、近づいたオレ達のことを見た。




