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ようやく本題
「なに山羊の監視もせずに遊んでんだ?」
「我が主どのそれは誤解じゃよ」
ん?
「あれを見てみい」
言われ、ネベラが指を指した方を見る。
札が落ちている。
「なるほど、結界か・・・」
コツンッ――。
「あだ!?」
大げさな反応をしているが頭を軽くコついただけだ。
「なにをする」
「魔法は場所がバレるかも知れないから使用禁止ってあれほど言ったはずなんだが?」
魔法は使用禁止にしているのだ。
少しの魔力でもだしていれば、ソレを感知され自分たちの潜伏場所がバレる可能性があるから。
だから、魔法は使わない約束をしていたのに。
「それは・・・し、知らんなー・・・」
オレから顔を逸らしてなに言ってるんだか。
まったく、困ったやつだ・・・。
「今回は多めに見るが、頼むから今度から勝手なことはやめてくれよ・・・」
頭を抱えながら言う。
「うむ、努力しよう」
なんで偉そうなんだよ。
はあ・・・。
きつく怒れない自分になんだから嫌になりながらも、尻尾をちぎれんばかりに振る犬を散らせる。
そういえば今更だが、羊も山羊も犬もすべてオレがそう呼んでいるだけで実際はそうではない。
この世界特有の動物だから、似ているが少し違う。
まあ、殆ど使用用途も変わらないからどうでもいいのだが。
さて、本題に入ろう。




