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焚火も終わり
なまじ、魔王が居た時の方が世界は平和だったのかもしれない。
オレの指名手配はさて置き、人間同士で争っている場合ではなかったのだから。
もしかしたら、オレみたいな逃亡者が魔王になるんじゃないかと思う。
まあ、魔王にはなる気はないが。オレは幼女以外には興味ないしな。
けどまあ、ネベラの言い分には確かに一理ある。というか、現実を突きつけられている訳だが。
まあ、そうだとしても。
それだとしても。
「オレは、お前たちを守る。前たちはオレのモノだからな。誰にやらないし、手放しもしないよ」
「純愛も行き過ぎるとただの変態じゃぞ」
「なんとでも言え」
「構わんが、少しでもワシらに相談してくれよ」
ネベラがオレの胸に大きくもたれ体重をかけ目を閉じる。
「そうかなら、今相談していいか?」
「なんじゃ?」
「オレ達、囲まれてるけどどうしたらいいかな?」




