表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/197

国も大変だなぁ

「ネベラ、お前なら各国がどうなるかわかるんじゃないか?」

オレがこの先どうしと考え悩んでいるにはいくつか理由がある訳だが、その辺はネベラなら大体分かるだろ。

「お主が否定し逃げ出した事で国王の信頼は各国からは激減。その上、ワシら幼女ラガッツァ)を巡って世界で争いになるかもしれんということか?」

肉をかじりネベラが言う。

「ふんふふっへー!」

食いながら喋るなルナ。

「正解。流石ネベラだ」

「ワシをいくつじゃと思っとる」

300数才だっけかな?まあ、どうでもいいや。

「なんで争いになんかなるのよ!」

「んあ?そりゃなるだろ。幼女ラガッツァ)は魔王を倒したぐらいの力、そんなもん放置すれば各国で他の国から攻撃されないか?なんて思うだろうからな。今まで魔王に支配されていた世界だぞ、臆病になって国同士の意見がかみ合わなくなるに決まってる」

その後、お互いに戦争。

冷戦になればいい話だが、魔王の支配がなくなったばかりの国ばかりでどこも責めどころだからな、今のうちに領土増やしたいなんて思う輩も出てもおかしくない。

どうせ貴族どもの考えることなんで自分のことばっかだからな。

「おにちゃん・・・争いにどうすうるの?また戦うの?」

チビチビとおいしそうに肉をかじっているルーチェがが聞く。

「大丈夫だ。そん時はどっかで隠居生活でもするさ」

「らしくないわね」

そうか?

「まあ、今は食っておけ、明日は朝早いぞ」

「うう・・・朝早いの苦手・・・」

「ルーチェはオレがおぶっていってやるから心配するな」

「うん・・・」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ