表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
111/197

すごく怖い

 な、なに?


 目の前でされる動作に私は一つの不安を抱く。


 そして、


 パンッ――!


 抜けた音が部屋に響き、私の頬を一瞬で何かが通り、私の背後の木の箱が砕ける音が聞こえる。


 何かが触れた私の頬からは、線を引いたような傷がつき、血がたらたらと流れ始めた。


 え?


 あまりの唐突な事に理解できなかったが、それがだんだんと理解できるようになる。


 なに………いまの……。


 何かを撃たれた?


「フィーはさー、あなたみたいな子好きなの。どう虐めたらどう泣いてくれるかなって」


 驚愕の表情を浮かべる私に、フィーは薄く、奇妙に笑って言った。


「ねえ、次はどこがいい?耳?足?それとも肩かな?ああ、指って言うのもいいよね……」


 そう言って私を舐めるように銀の射撃物を、言った部位ごとにフィーは向ける。


「っ――」


 すごく怖い。


 突然起きたこともそうだが、目の前の彼女は、悪魔か何かがとりついたように見える。


 すごく、ねっとりとした目で楽しそうに、もてあそぶかのように私を見ている。


 恐怖に私の体がガチガチと震え始める。


「あー、いいよそーいの。最高だよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ