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お前のは幼女を封印するのか?
「そこをどいてくれないかトーリ」
茶化したようにオレは言う。
「言っただろう。通さないと」
そう言ってトーリは剣をオレに向ける。
やっぱ通してくれないよな・・・。
「やれやれだ、本当にやれやれだ。トーリお前はいいのか、お前のその幼女が封印されても」
こいつも契約者だ持っている剣も幼女、俺の持つ長剣と太刀と同じだ。
オレを止めに来たということはこいつは封印を受け入れたということになる。
「もちろん。国王の意向は絶対だ」
「それで?その剣は同意したのか?」
「もちろんだ――だから僕はキミを止める」
言って、飛び出しオレにトーリは突っ込んでくる。
キンキンキン!
一振り二振り三振り。振られた剣をオレは弾く。
「<<剣落>>(ブレードレイン)!!」
オレの頭上にさっきオレを襲った剣が現れ、降り注ぐ。
めんどくさいな。
ガガガガガ――!!!!
バックステップで飛び交わす。
もたもたしてると後ろから兵も来る。
やれやれだよ・・・。




