やっぱり幼女最高
「さて、勇者タクミ。お前も生き返るのよ」
小さくため息を漏らし、神様が言った。
「生き返るってどうやって?」
そうだ、生き返るもなにもその方法をオレはしらない。
「こっちへくるのよ」
こいこいと手で招かれ、オレは従い、神様の座る玉座のまに歩いた。
玉座の前に立ったオレが、座る小さな神様を見下ろす。
「しゃがむのよ」
言われてオレはそこに膝を着く。
「お?」
「あれらはハッキリ言って規格外の存在なのよ。まさかここまで入り込むなんて………なのよ。だからさっさとあいつ追い出してくるのよ」
神様がオレの頭に手を当て、撫でて言う。
なんだか、それにドキドキもする。
「なあ」
そんな、感じから一つ提案をしてみる。
「なんなのよ」
「生き返る前に、抱きしめて良い?」
「は?」
オレの言葉に口を開き、あっけにとられた顔をする神様。
「いやさ、こんな可愛い幼女が目の前に居て、なでなでして来たらそう思うだろ?」
「あ……」
俺の言葉に神様の顔がくしゃけて歪む。
でも、仕方ない。だってこんなに可愛いのだもの。
「お前、ぶれないのよ」
「ダメか?」
「はあ………」
露骨に嫌そうな顔をする神様。ここに来て、初めて変えた表情がそれかよと思う。
「いいのよ」
いい。神様が自分からオレの頭に向かって抱き着く。
平たくおおらかな胸に抱えられ、太陽の光のような暖かいぬくもりを感じる。
「あー、やっぱり幼女最高」
「アホなこと言ってないで、さっさとあれらを追い出してくるのよ」
温もりと共にオレの意識は薄れて言った。




