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お前の目的はなんだ?

「邪魔?」


 迷子の勇者が、はて?と首を傾げる。


 神様は小さくを溜息を洩らし、椅子にストンと腰を下ろして言う。


「邪魔というより、利害の違いなのよ。少なくとも、そこにいるタクミはお前の行動は決して良しとしないよ。どうであろう?なのよ」


 確かに、こいつとオレの利害は一致しない。

 大体、よくも分からず国をつぶされるわけにもいかない。

 そんなこと、見て見ぬふりなんてできないのだから。


「なるほど。構わないが、今のこの壊れた物語で下手な事をすれば取り返しのつかないことになるぞ」


 迷子の勇者がオレを見据えて言った。


「だから最初から、出て行けと言っているのんよ」


 言われ、肩をすくめる迷子の勇者。


 なんなんだ、このやり取り。

 現状、正直なところオレは話についていけていなかった。

 この、迷子の勇者が言う。物語とはなんなのか知らないし。こいつの目的がなになのかも知らない。


「な、なあ。物語ってなんだ?お前の目的はなんだ?」


 オレは真っすぐ質問を投げかけた。



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