表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/197

立ちふさがる英雄

槍を持ち立ちふさがる兵士にオレは構わず走る。

「ルーチェ、加速」

「うん・・・<<加速(アクセル)>>」

オレの言った命令に、背に着くルーチェが魔法を唱え、オレにそれをかける。

―――!?

驚く兵士。

これはアクセル――加速の魔法だ。純粋にオレの行動速度を上げる。その上昇は普段の数倍にもなりオレは目にも止まらない速さで兵士をすり抜けて国王の間を出た。

それは、本当に一瞬の出来事だ。

国王の間を出たその時だった、

っ――!?

「ルーチェ!!」

「<<障壁(バリアー)>>」

真上から無数の蒼色の剣が降り注いだ。

ルーチェの魔法でオレを包むように透明なバリアーを作り、降り注ぐ剣を防ぐ。

もちろん、オレは止まらない走り続ける。

だが、横やりがさらに入る。

「待て!」

ちっ――次から次へと。

疾走するオレを横から突き飛ばすように蒼銀の鎧を着た男がオレを剣で切りつけた。

キーーン!

防ぎ、オレは横に飛び疾走が止まる。

「トーリ!!」

蒼銀の鎧に金色の短髪。立ちふさがった青年の名前を叫んだ。

「タクミ。ここから先は通さない」

トーリ、オレと同じ契約者が立ちふさがった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ