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スキルを取得しよう

よければ、ブックマークと評価をお願いします。

応援、よろしくお願いします。

精進して執筆します。

「まずは場所の確保だな」

「その辺はイアンに尋ねてみましょう。問題は家畜になる動物よね」

「そう言えば…森でも魔物しか見なかったなぁ」

「魔物でも非好戦的なのもいたけど、家畜になるかって言われるとね…?」

「…そうだな。そう言えば、俺たち自分のステータスの確認していなかったな」

「それが?」

「何か使えるスキルを覚えるのも手じゃないか?」

「そうね。ポイントは貯まりに貯まっているし、ここでスキルを増やすのも良いわね。じゃあ早速…」



◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆


 ―イズミ―

 Lv.22 HP:137 MP:152 SP:119 EXP:98 OP:17710P

 勇気:134 知識:184 包容力:129 熱意:130 想像力:161 絆:103 

 能力:経験優遇LV.4 スキル:0 魔法:3



 ―ユズル―

 Lv.23 HP:231 MP:132 SP:155 EXP:97 OP:17710P

 勇気:176 知識:152 包容力:169 熱意:111 想像力:113 絆:107 

 能力:貨幣変換LV.5 時空転移LV.4 スキル:2 魔法:0



◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆


 …ポイントが17700ポイントもある。

 能力のおかげとは言え、コレを見てリリヴェルのことを考えると色々怖くなるわね。

 まあ、今はとりあえずスキル習得を優先しよう。



◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆


 OP:17710P

 技&魔法を覚えましょう。

 下の項目から覚えたい項目をお選びください。


 『剣技』

 『槍技』

 『斧技』

 『弓技』

 『刀技』

 『忍術』


 『攻撃魔法』

 『防御魔法』

 『回復魔法』

 『精霊魔法』

 『召喚魔法』

 『錬金魔法』



◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆



 とりあえず、召喚魔法を選択してみる。

 普通に考えれば、何かを召喚する魔法ではある。

 でも、アタシの考えが正しければ…。


 

◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆



 ―召喚魔法―

 『主従契約士テイマー』…100ポイント

 『友好絆結スカウト』…100ポイント

 『主従印テイム』…80ポイント

 『主従領域(テイムエリア)』…500ポイント

 『幻獣・巨闘馬(スレイプニル)召喚』…150ポイント

 『幻獣・飛翔白馬(ペガサス)』…200ポイント

 『幻獣・玄武(ゲンブ)』…250ポイント

 『幻獣・朱雀(スザク)』…300ポイント

 『幻獣・白虎(ビャッコ)』…300ポイント

 『幻獣・青龍(セイリュウ)』…350ポイント

 『幻獣・鷹獅子(グリフォン)』…450ポイント

 『幻獣・巨大龍魚(リヴァイアサン)』…700ポイント



◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆


 『主従契約士テイマー』…動物・魔物・魔獣などと主従関係を築ける職業。テイムした生物に命令でき、指示を100%実行させる。

 『友好絆結スカウト』…相手が仲間関係を望む場合使うことができる。

 『主従印テイム』…相手のレベルを上回っていれば、相手を絶対服従させることができる。

 『主従領域(テイムエリア)』…一定の範囲内に主従印を付けた生物を生息させることができる。範囲は使ったMPに作用される。


 使える。これがあれば魔物を家畜にできるわ。

 アタシはこの4つをまずは取得した。

 ついでに、通常の召喚獣も取得する。

 アタシが選んだのは『幻獣・飛翔白馬(ペガサス)』だ。


 とりあえずユズルにも4つは取得させておく。

 アタシがペガサスを取得したと聞いて、ユズルは『幻獣・鷹獅子(グリフォン)』を取得した。


 次にアタシが気になったのは『錬金魔法』だった。



◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆



 ―錬金魔法―

 『加工錬金(アルケミスト)』…100ポイント

 『鍛冶錬金(スメイル)』…300ポイント

 『素材錬金(メティリオル)』…300ポイント

 『合成錬金(コンポ―ス)』…500ポイント



◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆



 『加工錬金(アルケミスト)』…単純な加工品を作り出せる錬金術。金鉱を金貨に錬金するといった風に。

 『鍛冶錬金(スメイル)』…鉱石を『武器』や『防具』・『アクセサリー』などの錬金する。

 『素材錬金(メティリオル)』…魔物からドロップされた『素材』を『上質素材』に錬金する。

 『合成錬金(コンポ―ス)』…生物を合成して『新たな生物』に錬金する。


 これも使えるわね。まとめて取っちゃいましょう。

 ユズルは、俺はいいと断った。

 まあ、2人で持ってても仕方がないスキルだしね。


 その後も攻撃魔法と回復魔法に防御魔法を数種類を取得する。

 ユズルも『剣技』、『槍技』、『斧技』、『弓技』、『刀技』、『忍術』を平均的に取得していた。

 別に物理攻撃系のスキルが嫌いなわけじゃないが、今のパーティの状態から判断すると、アタシの役目は中距離型(ミドルレンジ)なのだ。中距離型(ミドルレンジ)は攻撃と防御や回復を平均的に行うのが理想的なのだとアタシは思っている。まあ、欲を言えば『槍技』か『弓技』は取得してもいいのだが、そのためには専用の武器が必要になる。なので、しばらくは物理攻撃系スキルは取得しない方向にしたと言うことなのだ。まあ、魔法だけに集中できれば、周りに指示も出せるので…という理由もある。

 さて…もう一度ステータス確認と行きますか。



◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆


 ―イズミ―

 Lv.22 HP:137 MP:152 SP:119 EXP:98 OP:14530P

 勇気:134 知識:184 包容力:129 熱意:130 想像力:161 絆:103 

 能力:経験優遇LV.4 スキル:0 魔法:20



 ―ユズル―

 Lv.23 HP:231 MP:132 SP:155 EXP:97 OP:12880P

 勇気:176 知識:152 包容力:169 熱意:111 想像力:113 絆:107 

 能力:貨幣変換LV.5 時空転移LV.4 スキル:20 魔法:5



◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆



 こんなもんだろう。本来なら、もう少し魔法を習得しても良かったが、今は借家に戻る道すがらなので必要以上のモは取らないようにしたのだ。


「さあ、早く帰りましょう」

「そうだな。今後のことも相談しないといけないしな」


 正直な話、アタシたちの持っている能力はチートである。それは便利である反面世界の均衡を軽く作り変えることができるものでもある。だから、多用するのは好ましくはない。なるべくこの世界への影響が自然に行われたように見せられればそれに越したことはないのだ。

 アプローチにチート能力を使ったとしても、その後にフォローできれば良し…である。


「あ、お帰り2人とも」

「お帰り…」

「ただいま、リリヴェル、ユート」

「ただいま」

「掃除は済ませたわよ。って言っても、手入れはちゃんとしてあったからそれほど時間もかからなかったけどね」

「家具…ほとんど無いしね」

「それなら大丈夫よ買ってきたから」

「パッパッと設置しよう」


 借家は、1階にリビング・書斎・キッチン・ダイニングルームがあり、2階は個部屋が2部屋と2人部屋が2部屋という豪華な造りだ。もちろん地下倉庫も完備している。

 借家の裏には広めの土地があり、畑などができるようになっている。納屋もあるので至れり尽くせりだ。

 まあ、1つだけ欠点と言えばお風呂が無いことくらいだ。やはりこの世界ではお風呂は裕福な家でしか無いらしい。銭湯と言う習慣もなく、その代りにあるのが蒸し風呂である。しかし、取得した回復魔法の種類の中で『清潔洗浄(クリーン)』を選んだことは当たりだっだ。これで疲れを取るということはできないが、身体の清潔は保たれたのだ。


 特に揉めることもなくスムーズに家具の設置は済み、食器やキッチン用品なども並べ終えることができた。

 後は部屋割りだが、個部屋の1つをアタシとリリヴェルで使い、2人部屋の1つをユズルとユートで使うことになった。男女別と言うのは分かるが、ユズルがユートと一緒の部屋にしたのにはユズルなりの配慮からだろう。まあ、アタシからも頼むつもりだったので何も言うまい。

 木のベッドの上に購入したマットを敷き、シーツを被せる。その上にフカフカの掛け布団を乗せればベッドメイキングの出来上がり。これは、ユズルたちも同じものを購入したので同じようにしてあるだろう。

 本棚に購入した本やDVDを並べていく。乾電池で動く液晶付きDVDプレーヤーもあるので今から楽しみである。

 今回は冒険に出る前にPCのネットでドールハウスをオーダーメイドで発注してあったので、それを買い取りに行った。あまりの豪華さと金額に驚いたが、持ち運び可能のリリヴェルの部屋は寝室と書斎の2階建てと言う作りだ。

しかし…書斎と言ってもリリヴェルサイズの本があるわけもなく、飾られている本は見た目重視の文字通り飾りである。要するに雰囲気だけ味わえと言うモノだ。

 それでも、リリヴェルは大喜びだったので良いとしよう。


 一通り部屋の片づけや設置が終わったところで、まだ夕飯には早いのでお茶にする。

 一息吐いたところで、アタシは徐に言った。


「農業と酪農をしようと思うの」


 アタシの言葉を聞き、ユズルは表情1つ変えずにお茶を口にし、リリヴェルユートは口を開けたまま呆然とするのだった。

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