シティファンタシスタ スピードスタースクランブル実況
「今回遊ぶゲームはこちら。VRライドアクションゲーム。シティファンタシスタです。このゲームはすごくざっくり言うとスケボーです」
「いくらなんでも雑すぎないか?」
「そうですね。失礼しました。超スケボーです」
「おい」
「うぅ。わかりました。真面目に説明しますと、スケボーではなくホバーボードですね。不思議パワーで地面からちょっとだけ浮かんでいて、壁や天井も走れる未来的乗り物に乗るアクションゲームです」
「浮いてる分リアルのスケボーと比べてジャンプしやすいし、その分派手なアクションができるな」
「純粋なレースのスピードスター。技を決めて点数を競うトリックスター。街中を走り回るシティスターなんてモードもありますね」
「今回やるのはスピードスタースクランブルか」
「はい。スクランブルはアイテムが配置されたモードです。妨害ありで逆転も起きやすいので、動画映えしやすいんですよ」
「メタいな」
「しょーがないじゃないですか。主にテクニックで魅せられるだけの腕があるとでも?」
「ねーな」
「はい。なのでアイテムあり。何度かやって面白かった試合をお見せする次第ですよ。ステージはインフィニット。全体に∞のマークを描き、コースが途中でクロスするため接触事故が起きやすいステージです」
「つまり撮れ高が期待できると?」
「イエスイエス。撮影はフリーマッチで行いました」
「ランキングには影響しないモードだな」
「その分色々と遊んだり試せるんですよねー。たまに面白い人がいます。
ちなみにフリーマッチでもマッチングはランクを参照するので、そんなに実力の離れた相手とはマッチしにくいです」
「ちなみに主はB+な。だからそんなうまいプレイは期待しないでくれ」
「Aの壁が厚い」
「さて、マッチが完了しましたね」
「スタート位置は後ろから3番目か」
「そう違いはありませんよ」
「いきなり最下位になったぞ」
「後ろの人のスタートダッシュに弾かれましたね。しかしスクランブルにはアイテムがあります。順位が負けているほど強力なアイテムがもらえるので、まだ逆転できますよ……ありました。あれがアイテムボックスです」
「空中に浮いてるんだが」
「アイテムボックスはジャンプ台の先などに配置されているので、ジャンプして取る必要があります。このときトリックを決めると強力なアイテムが出やすくなりますね」
「こんなところでトリック要素か」
「派手なトリックを決めるほどスピードは落ちやすいので一長一短ですけどね。失敗すると大ブレーキですし」
「ちょうど今みたいにか」
「イエスイエス。アイテムの良し悪しはトリックのスコアが反映されます。失敗したら普通に飛ぶよりも点数低いですね」
「しかもこけたから前と一気に離されたな。これ逆転できんのか」
「3周ありますから。それに最下位なのでアイテムの内容はそれなりです」
「フローズンボム? 地面に爆発させてスピードダウンの場を作るって、最下位じゃ使えねえだろ」
「普通ならそうですが、インフィニットならできるんですよ。クロス部分においとけば後ろからでも前のプレイヤーを狙えます」
「ほうほう」
「と、前のプレイヤーが見えてきましたね。ここでアイテムを取って、一気に逆転しますよ」
「今度は綺麗にきまったな」
「アイテムはスーパーミサイル。追尾弾が自分より前のプレイヤー全員を攻撃します」
「なかなか強力だな」
「途中誰かに壊されてしまうと止まってしまいますが、特性上あえて受けて前に回すことも多いですね。さて。狙うならダメージのよい大きいタイミングで当てたいところです……今です」
「綺麗に当たって落ちたな」
「壁や天井にいるときに妨害されると、地面にいるときよりタイムロスが大きいんですよね。これで一人抜いて7位です。そしてジャンプ。トリックを決めてアイテムを狙いましょう」
「これ後ろからの視点だからいいが、プレイヤー酔いがやばくないか?」
「意外と大丈夫ですよ。主観視点の動画はきついって主が言ってましたが」
「運転手は酔いにくい的なやつか?」
「どうでしょう?さて、そろそろ2回目の交差です」
「接触はなさそうだがトラップが多いな」
「みんなここにおきますからね。ですが私は見えているトラップに引っかかるような間抜けではありません」
「なぜ自分からフラグを立てに行くのか」
「へし折れるのでフラグじゃありません。ほら無事通過」
「抜かれたぞ」
「スーパーブースターですね。ではここで先ほどのアイテムを」
「加速したな」
「前のプレイヤーに引っ張って貰えるんですよ。これで一気に順位をあげましょう」
「前のやつこけたぞ」
「うわー。何もないとこでこけてやんの。仕方がないのでこのまま抜きましょう。加速はできたのでしばらくは速度維持できます」
「前のグループが見えてきたな」
「2周目前には抜きたいところですね。次のアイテム次第ですか」
「これが1週目ラストだな。6連ランチャーか」
「まあまあ当たりですね。前方集団に撃ち込んでやりましょう」
「派手だな」
「瞬間火力では最強ですからね。ひとりこけて抜けました」
「おまえの手柄じゃねえだろ」
「結果オーライです。ランチャーに気を取られてフェンスを見逃したんですよきっと。6位で2周目に入りました」
「1位と13秒差か。意外と詰まってるんだな」
そんなに長いコースでもありませんから。ですがまだ逆転は可能です。というわけでアイテムゲット。ひとつ前の相手を狙うミサイルですね」
「さらっと流しても失敗したの見えてるぞ」
「ここのジャンプ台苦手なんですよね。さて先ほど同様、相手により大ダメージを与えるタイミングを計った方が適当に撃つより効果的です」
「また壁登っているところ?」
「いえ。ここは交差点狙いです。あそこでクラッシュすると復帰しづらいんですよ」
「たしかにトラップがひどいことになってんな」
「これがインフィニットの魅力ですからね。接触事故も起こりやすいですが、とにかくトラップ地獄になる。さて、これで5位です」
「次のアイテムはまたミサイルだな」
「そこそこあたりです。が、後ろから攻撃来ましたのでここは防御の回しましょう」
「しゃあない」
「さて、3位と4位が見えてきました。どうやら互いにやりあっているご様子。うまく出し抜きたいところですが……」
「アイテム次第だな」
「ここは直線でスピードを落としたくないので、トリックは軽く決めましょう」
「ジャンプタイル」
「文字通りその場でジャンプします。多少減速しますが、交差点を安全に抜けられるのでよしとしましょう。一緒にクラッシュした前を抜いて3位浮上です。そして特に何事もないまま3週目突入。前のプレイヤーが見えてきましたね」
「トップと5秒差。順調だな。最初どうなるかと思ったけど、これなら優勝もあり得そうだ」
「アイテム運に恵まれましたね。あと、他プレイヤーからの妨害をあまり受けていないのが大きい」
「そいやなんだかんだ一回も妨害されてねえな」
「一回だけミサイル飛んできましたけど防御できましたからね。と、スーパーミサイル」
「これは食らうか」
「まあたいした問題ではありません。前のふたりも当たったので実質被害ゼロです。そして3週目最初のアイテムゲット」
「軽く飛んだだけ。日和ったか」
「トリックによる減速を嫌っただけですよ。ここまでくるとそういいアイテムも出ませんし」
「そういうことにしとこう。で、この時間差はアイテム無しで縮められんの?」
「うーん。どうでしょ。向こうがこけてくれればワンチャン」
「相手任せかよ」
「しょうがないじゃないですか。インフィニットはコースが単純な分テクニックで差がつきにくいんです。その分アイテムが輝くのですが……」
「いいアイテム取ろうと高難度トリックやると減速して本末転倒、と」
「そういうことです。後ろも迫ってきてますし、ここで減速は厳しいでしょうね」
「交差点は問題なく通過。だが前もうまく通ったから差は縮まらんな。アイテムも罠を交差点に追加しただけだし、これは確かにつらい」
「強襲ミサイルでも飛んできてくればいいんですけどねえ」
「1位を狙うアイテムだったな」
「ええ。あれが来てくれれば助かるのですが、出現率低いし微妙です」
「次はランチャーか」
うまく充てれば足止めできます、が、やはり難しいですね。この距離ではあたりませんか」
「近づけるまで待ったほうがよかったんじゃないか?」
「それか後ろから抜かれたとき用ですね。とはいえアイテムは使わないと次を取れないので、これは仕方がなかった」
「罠」
「はずれですね。しかし交差点でひとり氷踏んだので2位浮上です」
「だがトップとの差は縮まらず。ここまでか」
「まだチャンスはあります。これが最後のアイテム。来ました! ブースターです。これの使いどころ次第では逆転もあり得ますよ!」
「いけるか?」
「勝負の付け所でしょう。ここです」
「うおっ。抜いた」
「よっしゃぁ!あちょっと待ってそれダメ。ギリセーフ! ぎゃあっ!?」
「うわー。何もないとこでこけてやんの」
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