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氷華姫のご機嫌

すいません…駄文です…ここ最近筆が進まない…

小一時間ほどの尋問を受けた後、仔猫先輩が星宮を止めてくれてやっと地獄のような時間が終わった。


精神的にかなり削られた僕に比べて同じ尋問を受けていたはずの川端は部室に着いた時より肌にハリがあるように見えた。


「お、お疲れ様(笑)…無事生きてて何よりぶふっ…」


将吾が僕の肩をポンポンと叩きそう言ってきた。

慰めてくれているのだろうが煽っているようにしか聞こえず、うっかり鳩尾に一発ぶち込んでしまった。


「そういえば今回の大城くんと川端さんの喧嘩の原因って元々は墓月くんにあるんですよね?」


神崎の言葉にそうなのか?と聞き返す仔猫先輩がうずくまる将吾を睨みつけた。


「え、えーと…それはその…」


「そうですわね、墓月君があのメールを私に見せていなければ分からなかったことですわ」


「ちょっと待って⁉︎落とした俺も悪いけど川端さん勝手に俺の携帯見たのも悪くね⁉︎」


「うるさいですわ、墓月君(ゴミムシ)


「理不尽!!?」


既に将吾の扱いに慣れた川端は必死に弁明する将吾から視線を外し、再び僕の隣に座ってきた。


「まあ結果として…大城君とお友達になれたのですから許します」


そういうと川端は椅子をこちらに寄せてきた。僕と川端の距離は肩がくっつく程に近く、薔薇のようないい香りが鼻をくすぐる。

川端が少し動くたびに体があたりつい仰け反ってしまう。


鼓動が速くなるのがわかる。川端は怖がられてはいるがこうしてみると普通…というよりかなり可愛い女子なのだ。

僕が少しだけチラッと彼女に視線を向けると、いつもはしっかりと結んでいる学校指定のリボンが解けており、白くてきめ細かい肌が見える。少しだけ浮かび上がる鎖骨がさらに妖艶さを醸し出しており、僕はしばらく彼女に魅入ってしまった。


「あ、あの…」


「大城くん?」


「お、お、し、ろ?」


はっと気がつくと川端が恥ずかしそうに身をよじっていた。そして、とても笑顔になっている星宮と神崎が僕の肩をしっかりと掴む。


「い、痛い痛い痛い…」


「大城くん、私もお友達ですよね?」


僕はそれに額からあぶら汗を浮かべながら縦に頭を振る。

神崎の笑顔が今までで一番怖い。いつもの晴れやかで見るだけで心穏やかにされる笑顔はどこへ行ってしまったのだろうか。


「大城〜?パフェ、パフェ食べたいな〜、学校の麓にある最近できたあそこで」


これは「今日は奢れよ?」というサインだろう。お財布の紐はいつもはしっかりと結んであるのだが、今回ばかりは命に関わりそうだと思いそれに力なく頷いた。


「あ、そういえば私も今日から生願部に入部いたしますのでよろしくおねがいしますね♪」


「入部届なら今朝のうちにもらってあるからな」


楽しそうにそういう川端と、その証拠だと言わんばかりに入部届をヒラヒラとさせる仔猫先輩が私達も連れて行けと目で訴えてくる。


僕はため息をつきそれに頷いた。喜ぶ女性陣を尻目に僕と逃げようとしていた将吾はしばらくの登下校は歩きになるだろうと頭を抱えていた。


最後まで読んでくださりありがとうございます。

次話はなんとか頑張ります

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