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不死の女帝 共通①


――大帝国ジュプスは初代女帝(エウグスタ)ゼレスティーヌが武力にて父から国を奪い取り、主神たるジウストゥールの加護をいただく女権国家だ。

末裔たる私、サッシャ=エウグステス・ジュグ・ジュプスは習わしに乗っ取り、将来はジュプス帝国を統治することになる。


「サッシャ様こちらにいらしたんですね」


私の侍女ユリアは大臣もといタヌキ親父の娘だが、気立てがよい。


「何か用でも?」


――私がやる公務は帝冠を賜ってからで、今はある事情によって完全に権威から隠されている筈だ。


「エウグスタがサッシャ様の為に道化師をお呼びしたそうです」


女帝ゼレスティーヌ二世は私の叔母で、この城で唯一信用していい相手である。


「道化師?」


彼女はたまに退屈をもてあましている私に娯楽を与えてくださる。

私はともかく道化師とやらの芸を拝みにいく。


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