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Argo Nautika  作者: 安西 充
2/2

2章ー目覚め

マナを使って戦うことを忘れた人間たち...

700年もの間復讐を糧にしてきた

グレムリンたちが今、静かに立ち上がる

「ウェーキンバル海戦では人間が勝利をし、

とった作戦は...」

いってぇ、あのクソ教師、

いつにも増してげんこつかましやがって...

なにが夏休み殴れねぇで退屈だっただよ!!

「この時水中を移動する特異なグレムリンに

よって苦戦を強いられたものの...」

あ、やっべぇ...そうだ、

宿題家に置きっぱだったんだ。

しかもよりによって生物だよ...

あのババァうるさいんだよなぁ。

仮病使って早退でもしようか...

「彼らを見事撃退した戦士はこの間

話しましたね、そうだな...レオンハート君、

その戦士の名前を答えなさい。」

「へ?えっと...ウォスカ平原のとこですか?」

「それはさっきの話です!!もう2ページも

進んでますよ、なにを聞いていたんですか?」

(くすくす...今日あいつ何回目だよ...

アル本当に卒業できんの?...)

「授業後、今日の内容をまとめたノートを

提出してから帰りなさい。」

もうやだ...

なんで始業式の後に授業あるんだよ...

1学期の授業日数足りてないのは

あんたが休んだからだろ?

いい迷惑だよ...

「えー、この戦士の名前は

ツヴァイ・アーリマンです。

テストにも出しますので覚えましょう。」


カタ...カタカタ...


「ん?地震でしょうか?」

珍しいな、地震なんて滅多にないのに...

「とりあえず授業をさいか...」


ガタ ガタガタ ガタ ガタガタ ガタ「なんだこの揺れは!!?」ガタガタ ガタガタガタガタ ガタガタ「なんだなんだ!!?」ガタガタ ガタ「どうなってるの!!?」ガタガタガタガタガタ ガタガタ ガタ ガタガタ ガタガタ「と、とりあえず皆さん机の下に隠れて下さい!!」ガタガタ ガタガタガタガタ ガタガタ ガタガタ ガタガタ「やだこわい!!」ガタガタ ガタガタ ガタガタ ガタガタ ガタガタ ガタガタ「今お尻触ったのだれ!!?」ガタガタ ガタガタガタガタ ガタガタ ガタガタガタガタ ガタガタ「俺はまだ死にたくねぇ!!」ガタガタ ガタガタ ガタガタ ガタ...


やっと...静まった...

なんだったんだ今のは?

「えー、すぐ先生方と話し合って来ます。

それまでここで移動できるよう待機

していて下さい。」

先生もなにがなんだかわからない様子だ。

この地震は人為的なマナの使用か?

でもこんな強力なマナを現在使える

人が存在するのかどうかも...

「おい!!窓を見てみろ!!

なにか動いてるぞ!!」

...なんだ...あれは...?

学校より5km先に見える、褐色で、

人型だが首がない、鉄塔を軽く越す大きさ...

「あいつ、史学で先生言ってなかったか!?」

確かに先生が言っていたやつに似ている

700年前、人間が滅ぼしたと言われる、

絶滅したはずのグレムリンの1種

ーギガンテス!!

いやー、長く開けてしまいましたw

もう自分で書いた小説の設定を

ほとんど忘れてる始末w

というかグレムリンってネーミングセンス

わるっw

そして地震の擬音ですね、

どうやって凄さを演出使用か

悩んで試行錯誤してこれですw

あと、序章で文体違ってるのは

後々修正していきます

次いつになるかわかりませんが

見てくださってる方はどうか

気長にお待ちくださいませ!!

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