十角館の殺人
注意!ネタバレあり!十角館の殺人を未読の方は絶対に読まずに閉じてください!
小説を読むようになったのが最近ですが、有名なものから読み漁っています。小説家になろうを覗いている方々は今まで多数の小説を読まれていると思われますが、もしこのタイトルの小説を読んでいない場合はネタバレを完全に含む内容ですのでこのエピソードは閉じてください。
完全に自己満足の自分勝手な評価なので
「ふ~ん、それってあなたの感想ですよね!」的な軽い気持ちで読んでやってください。
十角館の殺人!
評価85点(満点100点)。
1987年刊行ということで昭和の時代に生まれた傑作…
らしい。
ただ、40歳ぐらいまでは小説に興味がなかったのもあってかタイトルを聞いたこともありませんでした。
で、図書館で借りてきて読んでみた結果…。
いやはや、サクサク物語が進んで読みやすいし、先が気になる展開が延々と続く。
登場する女子大学生が炊事を担当するのが、さも当たり前に描かれているのが昭和の雰囲気を醸し出しています。
で、この小説の醍醐味はなんといってもMVPのエラリイ。
めちゃくちゃ頭がよくてナルシスト。完全に一番出しゃばって目立っていたキャラだった。
あまりに目立つので犯人ではないよな!?って気持ちで読み進めるのですが、最後までエラリイの最後が気になってました。
で、そのエラリイですが…
すごく冴えた推理を展開していくのに、蓋を開けると超弩級のポンコツっぷりを発揮してくれました。
さんざん出来る男をアピールしていたのに、最後のエンドは笑うしかない。
と色んな意味で大活躍です。
まあ、途中までポウを疑ってたましたが、的中せず、
犯人がわかるあの一文には身震いしましたね。
あの、瞬間は何度でも味わいたい最高峰の高揚です。
で評価は85点とさせてもらったのですが、その理由…
守須君、
君、本土と島を何度も繰り返しすぎて体調不良が悪化していないのは結果オーライやけど、移動のリスク高すぎやろ。
守須の思いついたトリックによる頭の良さよりフィジカルの強さにびっくりしました。
いや、マジで!!
睡眠不足で手首をわざわざ切り落とす執念。
うーむ、それいる?
でもそれがエラリイのポンコツにつながるしなぁとか思いつつ…。
で、あと殺人の動機が…
いかんせん心に心に刺さらなかった。そこですね。殺す標的を精神的にじわじわと疲弊させて殺すという展開から怨恨の内容がもっとディープであってほしかったですね。
最終的に犯人目線のネタバレが展開されていった途中までは95点ぐらいの内容でしたが、読み終わると85点まで下がった、みたいな感じでした。
館シリーズ続いているみたいなので、また他の館シリーズも読んでいきたいと思ってます。




