とはさんの絵心教室 ~容赦ない同僚のコメントを添えて~ その2
皆さま、こんにちは。
その2ということで、引き続き私の作品をお届けしてまいりましょう。
この話から読み始める方もいるかもしれないので説明を。
1.オリンピックの競技を、私が資料ノールックで描く。
2.それを同僚たちが見てツッコミを入れる。
以上でございますね。
なお、私の絵心は「やや個性的」といったところでしょうか。
では、始めていきましょう。
前回のお話で描いた水泳の他にも、オリンピックにはたくさんの競技がありました。
それらを思い出しつつ、残っていた資料を引っ張り出しつつ、お送りしていくこのエッセイ。
ではまずはこちら!
競技名を上に書いてしまいましたが、この文字がなくとも皆さんは余裕で分かりますよね。
こちらは賛否両論ありました卓球になります。
前回同様に会話にてお楽しみください。
イチカ「なんかフライパンに一面のケチャップつけて振り回しているよね。うっかりそのケチャップが胸に付いてるよ」
フユミ「目の焦点があってない。これ、ドーピング疑惑があるよね」
……酷い話です。
さて、数行前をご覧ください。
『賛否両論』
そうです。
こちらの作品においては『否』だけではなく、ちゃんと『賛』があるのですよ!
はい! ここで三人目の同僚、ミオナの登場です。
基本否定から入るイチカ、フユミと違い、彼女は私に寄り添ってくれる貴重な人材です。
ミオナ「でもさ。なんだかだんだんとはちゃんの絵を見慣れてきて、分かるようになってき……」
イチカ「あ! あとさ。随分と大きなコンロで調理するのね」
とは「……違います。しかも今、ミオナさんのありがたい肯定の話を打ち切らせましたね。そしてイチカさんの言うそれは、コンロではなく卓球台とネットです」
……本当に酷い話です。
くじけずに、次にまいりましょう。
こちらはバレーボールですね。
ボールをブロックしようとする、まさにその瞬間を描いた作品ですね!
その際のコメントがこちらになります。
イチカ「なんか風呂に入って喜んでいる子供がいるんだけど……」
フユミ「どうでもいいけど、とはの絵はどうしていつも手を上げたがるの? あと、お風呂場に月が浮いてるなんてお洒落ね」
とは「いや、月ちゃうし。ボールやし……」
イチカ「あとなんでこの子、顔がナスなの?」
とは「ナスちゃうし。まさかフユミはナスなんて言わないよね?」
フユミ「言わないよ~! ただこの子、左胸が撃ち抜かれているのにお風呂に入るなんて凄いね」
とは「……」
泣いていいかな?
こぼれないように上を向きつつ、次に行きましょう。
拳につけたグローブ、ヘッドギア。
パンチを使って相手と戦う競技。
そうです、ボクシングですね。
片方の手を大きく描くという、私にしては躍動感ある作品となっておりました。
その際の会話がこちらになります。
イチカ「……ボ?」
とは「そうそう。ボから始まるよ!」
フユミ「ボウリング!」
とは「違うよ! オリンピック競技にボウリングないよね? そもそもボウリングはボール2個持たないよね!」
フユミ「ごめんね、想像力が乏しかったわ〜。で、このロックマ〇なんだけど」
とは「最初の文字の『ボ』はどこ行ったよ。誰が何と言おうとオリンピック競技のボクシングだよ」
フユミ「そうそう! で、そのボック〇ンだけど」
とは「混ぜんなよ! 混ぜるな危険だよ!」
いつも通りに叫ぶ私へと、ミオナが声を掛けてきます。
ミオナ「はいは~い。お昼休み終わりだよぉ~」
とは「くそぅ、やはりこのオチか! 覚えてらっしゃい! いつか必ず私の絵を認めさせてやるんだからぁぁ!」




