信じること
信じるってなんだろう
相手の言葉を「信じる」と言い
相手の事を「信じる」と言い
その約束を「信じる」と言う
信じるってなんだろう
相手の言葉は嘘、偽りない
相手の行動は自分のためだ
その約束は違えられない
そんな風に判断すること
自分自身が決めること
相手の想いを見通した上で
相手の事を受け入れること
きっとそれが信じるってこと
自分が決めたことだから
例え思い通りにいかないとしても
「裏切られた」と思うのは
何だか少し違う気がする
「裏切られた」と考えること
心が傷つけられること
それを回避するために
最初から期待しない
本当の意味で信じない
そんなことを言う人もいる
けれど、本当にそうだろうか
期待するから傷付くだろうか
思い通りにいかないとして
だから傷付けられるのだろうか
期待はしても傷つかない
そんなことはいくらでもある
信じているから傷ついてしまう?
信じていても傷つかない
そんなこともいくらでもある
それじゃあ、違いはなんだろう
裏切られたと思うほどに
絶望するのはなぜだろう
それはきっと依存するから
「信じる」って言葉1つで
自分に都合のいいこと以外を
考えることをやめるから
周りを見ずに、
相手を見ずに、
自分を取り巻く環境は
自分のために動いていると
心のどこかで思っているから
例え期待はしていても
期待に添えない結果が出たら
次は何をするべきか
先を見据えて動いた人は
裏切りなんて感じない
結果は結果でし かなくて
予想されたひとつの形
例え「信じて」いたとして
けれど、相手や周りの事を
信じる前と同じように
注意深く見ていたのなら
最悪を常に考えたなら
裏切りなんて感じる前に
信じることへの疑問となって
その先の事を考える
信じるって簡単でいて
続けることは難しい
信じるって簡単に言うけど
信じる覚悟、ありますか?
信じることは、
信じる相手ののことを
まるごと受け入れることじゃないかと思います
だから、信じるということは
相手を頼りにするのではなく
何があっても受け入れる
親が子に持つ愛情に近いのではないか、
と思うのです。
それはもしかすると、
子が親に感じてほしい愛情でもあるかもしれません
だから、人は神を「信じる」と、
そうなりたいのかもしれない