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三層㊹ 目的




「あんたが一番重症ね。一目で呪いに蝕まれているのがわかるもの。ここまでひどいのは初めてみるわね。呪いもよくわからないもので対処のしようがないし。あたしの力じゃあんたはどうにもなんないわ、出来る事と言えば傷を塞ぐことくらいね」


リッチャンを見ていたエリアが匙を投げるようなことを言いつつ、回復魔法で施術を行っていく。

傷は癒えているし、リッチャン自体に変化はないので一見重症には見えないのだが一番ひどいらしい。

おそらく本人の表情の変化の少なさからして、前々からこのことについては知っていたはずだ。

コイツはなぜそんな重症の体を引きずってまでこんなところにいるんだろうか?


知れば、知るほどわからんことの多い奴だ。

唯一ハッキリわかっていることは性格くらいだろう。


「体がボロボロなんだから、絶対安静ね。 戦いなんてもってのほかよ」


「すまんな、わしもできればそうしたいのが山々なんじゃが、約束はできん。やらねばならんことがあるからな」





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