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三層㊶ 修道女

「あら、よく見たらアンタらボロボロじゃない」


「よく見なくてもわかるだろ」


「あたし基本、人の顔しか見てないのよ。……エリア、仕事よ。治してやんなさい」


「嫌よ。あたしの回復魔法はパーティーメンバー限定なんだから」


「はい、じゃあ、今からこいつらはあんたのパーティーメンバーになりました」


「なって無いわよ! あたし許可してないじゃない!」


「つべこべ言わずに回復使いなさいよ!」


 ミカエルは「ガキが!」とか内心でほざきつつ、エリアと呼ばれた少女をこちらに投げた。


 エリアと言う少女が勢いつき過ぎてこちらに飛んできたので肩でキャッチする形になると、ふくらはぎが大悲鳴を上げた。


「ごめん」


 痛みでとてもじゃないが踏ん張ることが出来なかったので、地面にリリースする。


「ぎゃふん!」


 空気が抜けるような悲鳴を上げるとエリアは地面に落下した。

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