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三層㉒ 確認

 気付いた時には大剣が地面に食い込み、瓦礫が飛んでいた。

 イルマスは瓦礫をしばらく凝視すると苛立ちをぶつけるように持った大剣で周りに用意された大剣を破壊した。

 ひとしきり大剣を破壊し終えると奴は踵を返して、去った。


 俺たちもしくは俺たちの誰かを潰すための策を練り直しに行くってところか。


 こっちも何かしら考えないといけない。

 誰がイルマスがああするトリガーを引いたのかとか、皆の素性で奴に関係することが無かったのかとか、これからどうするのとか。

 寝不足なのにひどい重労働だ。


「お前らこっちこい」


 建物の影に隠れた奴らに呼び掛ける。

 皆大剣とイルマスが先ほどまで一瞥するとこちらに来た。


「なんでイルマスが俺らを攻撃してきてるんだ!?」


 俺の顔を確認するとすぐにグラシオが疑問をぶつけてきた。

 そんなことこっちが知りたい。

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