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三層⑲ 音




「寝るか……」


天井を見つめて仰向きになる。

あれからどれくらいたったかはわからないが二時間くらいは立ったのではないだろうか。

そろそろ寝るのにいいころ合いのはずだ。


「……」


カン!カン!カン!


「……」


ゴク!ゴク!ゴク!


いいころ合いの筈なのに槌の音と飲酒音のせいでまったく眠れない。

かたや、ストイック。かたや、ストレスフル。


しょうがないと言えばしょうがないのだが、板挟みされる身としてはたまった者ではない。


「おい、もうちょっと静かに――」

カキン!カキン!カキン!

グビ!グビ!グビ!


呼びかけるがおそらく音に遮られてまったく聞えていない。

ダメだな、これは。

落ち着くまで街中でも散策でもしてくるか。


歓楽街ぽい見た目のところだし、朝までオールナイト営業ばかりだろう。



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