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二層㉚ ヘイト

 ボスはイルマスに目線を送り、追撃をかけようとしていることを俺は悟った。

 ここで致命を入れられてイルマスを失うのは痛い。

 急所を狙っている余裕などないので胴体に焦点が合うと同時に撃つ。

 すると矢は意図せずも腹の左上に当たった。

 後からじわじわと来る部分だ。

 長期戦なら急所に当たったと喜べるが今は短期戦なので特段喜べないし、急所と言うほど急所でもない。


 ボスはこちらに見やり、俺の矢と弓を確認すると殊更に顔を赤くして近づいてきた。


 なんとなくヘイトが俺が固定されたことを察した。

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