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二層㉙ ボス戦

 ボスと対峙するとすぐに前衛勢のリっちゃんとグラシオが踊りかかる。

 だが標的にされただろうボスは何もなくそれを避けると二人に向けて掌底を繰り出した。

 とても猿とは思えない体術だ。

 前衛二人は衝撃で吹っ飛んでいたせいで、我らが後衛が丸見えだ。


 距離を取って矢を撃ち、イルマスはナイフを一つ投擲、ファイルは後方に下がりながら詠唱を開始する。


 矢を避け、ナイフを奴が避けるかと思うとナイフが二つに分かれ、そのうちの一つが奴の脇に刺さった。


「gyaaaaaa!」


「グラシオさんのナイフ中々使い勝手がいいですね。三つに分割できるだけでも用途が広がります」


 イルマスはいつの間に移動したのか、痛みで動きを止めた奴の後ろから首筋にナイフを伸ばしていた。

 切りつけるかと思うとボスが裏拳をして、イルマスを振り払った。


 イルマスは直撃したのかすんでで避けたのか分からないが、距離を取って着地する。

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