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二層㉘ 身体能力>知能

 群れの中から凄まじい勢いで迫るボスに対して本能的に嫌なものを感じ取り、近づかせたくないと思った俺は奴が進行してくる方向に矢をはなった。

 するとボスバーバリアンは跳躍してそれを避けた。

 跳躍したボスはすぐにそのまま下降するかと思ったが、浮いたままこちらに近づいて来る。

 バーバリアン十人分くらい距離があるのを一足飛びだ。

 身体能力がいかれている。


「おぞましいな、こいつ」


「いやいやユースケスさん、確かに跳躍力はまあまあかもしれませんが。宙で無防備な姿をさらしている時点で知能は大したことありませんよ」


 イルマスはそんなことを言いながら奴に向けて、ナイフを投擲していく。

 投げられたいくつものナイフは全て命中するかと思われたが、奴は空中で全てそれを避けた。


「どうやら知能は身体能力で補えるようですね……」


 イルマスがそうボヤくとボスは地面に着地した。

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