表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

363/375

魔界44 ピース

 先陣をかけるアイリッシュを目で追おうと思うと、ふっと背後に気配が生じたのを感じた。

 振り返ると先刻の白い甲冑が後ろにいた。


 右肩の鎧が欠けていることから考えても別人ではないだろう。


「アイリッシュ、お前は何にそんなに恐怖してるんだ」


「……」


 甲冑の裏側が見えたわけではないが、確信があったのでそう問いかけると奴は剣を構えた。


「答えれば、精神的な主柱が壊れて廃人になりかねんと言うことか」


 光刃と発生させ,剣に光のエンチャントをかけると大きく奴は踏み込んできた。

 常のやつから考えられないが、自ら接近戦を選択して襲いかかってきた。

 よほど切羽詰まっていると言うことだろう。


 ここより先には核心といっても過言ではないものがあることはまず違いない。

 ここが踏ん張りどきだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ