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魔界34 心臓

 不屈の勇者にすぐにでも追撃をかけて欲しかったが、生憎奴は再びダウンしている。

 前回、回復していたキズが全く回復しないのを見るとおそらく職業病を破壊されたのだろう。

 概念系列を破壊できることので、例外ではないだろうとは思っていたがやはりだ。

 負傷前提で攻撃する不屈の勇者とはかなり相性が悪い。


 復帰しても継続しての戦闘は望む事ができないだろう。

 奴と武器なしのイルマスが除外されて、奴と対等以上に斬り合いができる人材となるとアイリッシュしかいない。


『カラオケジョイサウンドヴィイ』を発動させて奴の感情にドーピングをかける。


「逃しません!」


 アイリッシュは光の刃を幾重にも展開すると,ノルアクアに特攻をかける。

 ノルアクアは見た瞬間にやりにくい手合いだと認識したのか、「チッ」と舌打ちすると一番間近に迫った刃を空間ごと消し,追撃で近づいてくる刃を弾き始めた。


 奴はアイリッシュにつききりになり俺の方には注意を避けていない。

 ここで決めさせてもらう。


 心臓に狙いを定めて弦を振り絞り、矢を放つ。

 矢は吸い込まれるように背中から心臓を貫いた。

 その証拠に夥しい血が背から滴った。

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