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魔界18 100%

 奴の周りに生じている障壁をどうにかするために続け様に『早打ちLV10』と併用して『パワーショットLV10』を六連続を放ったがまったく奴の障壁は小揺るぎもしない。

 矢の火力では奴の障壁を壊すのは難しそうだ。


「無駄。『防壁の戦端』の100%はお前には貫けない」


 俺の攻撃が止まると、杖を撫でながら言葉少なに魔族の少女は、俺の考えを肯定した。


「防壁の戦端を100%ね……。そいつが武器のことを指してるんなら武器のチカラを100%引き出すってことだろ。てことはお前もリッチャンと同じウエポンマスターてことでいいのか」


「半分は正解。でも半分は間違ってる」


 俺がひかかった箇所を問いただすと曖昧な答えが返ってきた。

 正統なものと比べて何かしらの制限がかかっているということだろうか。

 まあ自分の口から敵に伝えている時点で大した制限ではなさそうだが。

 あっても武器種によって多少引き出せるチカラが変わる程度だろう。


「エナー、一気に攻める」


「了解だよ☆ リリン、エナーのためにがんばってね」


 奴らは言葉を交わすと、同時に動いた。

 リリンと呼ばれた杖の魔族は杖を空に掲げ、エナーと自称する槌の魔族は右側後方に槌を下げた。

 次の瞬間に瞬きする間もなく、杖の先から水の濁流が生じ、右から振り上げられた槌が地を割り、割れた地面が飛び出す。


「隙ができた。アイリッシュ近くの槌から確実に仕留めてくれ」


「は、はい」



 大技にはファイルとミカエルで対応できると踏み、濁流と土刃が迫る中アイリッシュに指示を送る。


 ファイルが土のアーチで濁流を受け止め、ミカエルが土刃に向けて盾を叩きつけて生み出した衝撃で相殺。

 そしてその間をへっぴり腰のアイリッシュが駆けていく。

 びびって加護のブーストがかかっていないというのにステータスが高いせいか恐ろしく早い。

 あの調子なら瞬きをしない間にエナーの元までたどり着く。

 アイリッシュは怯えた顔で至近まで近づくと黄色く光る剣をエナーに繰り出す。

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