285/375
七層54 グロ
地面に転がったそいつはよく見ると人間の脳だった。
何かの臓物であることはなんとなく予想が付いていたがこれが動き回っていたとは。
振り返ってみると先ほどの記憶がよりエゲツないものに感じられてきた。
よくもまあこんな場所を独立して動かせるようにしたものだ。
狂気しか感じられない。
俺が遠目から見て,そのグロテスクさに少し引いているとファイルが奴の近くに近づいていった。
ファイルは脳をガッチリと持つとイベントリから大きなガラス瓶を取り出してその中に詰めた。
詰められた本人はガラス瓶の中に入った瞬間に意識を取り戻したようだがすでに時遅く、しっかりと封がなされた。
それを見届けると同時に王城から反対方向に大きな門が出現するのが見えた。




