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七層51 先王

 王の情報によると先王は王城の近くにある高台の上にいるらしい。


 早速いくと高台の上に若い男がいた。

 血色のいい顔立ちを見るとあまり機械化はしていないのかもしれない。


「先王がここにいると聞いたが、あんたが先王本人か?」


「ああ、余が先王だ」


 青年は不敵な笑みを浮かべるとそう答えた。


「えらく若いように見えるが」


「身体は月に一度培養して取り替えているからな」


 人体を培養してるってことか。

 イカれた魔術師と同じことをしてるな。


「努力の結晶ってやつか…。単刀直入にいうがあんあたはなんで俺たちに危害を加えたんだ」


「なんでか。 それはそうだろう。余以外に人間はここにいてはいけないんだから」

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