表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

275/375

七層44 援護

 背中の顔に少し気後れしつつもバックステップを踏んで、矢を掃射する。

 矢は背中に刺さるかと思うと顔の口から伸ばされた舌で弾かれた。


 あれが何かはわからないが、感じからしてシスターに寄生して何某かの悪さを行なっていそうな感じだ。


 もしかしたらあれが呪術師の言っていた傀儡という奴なのかもしれない。


 どういうものかは詳しくもわからないし、増殖とか訳のわからない特性を持っている可能性もありそうだし、出来るだけ早く潰すことにしよう。


 まあ奴の厄介な鞭捌きからして時間がかかるのはわかりきったことだが。


 というか他の奴らはなにやってんだ。

 援護くらいくれてもいいはずだが。


 続け様に繰り出される鞭を避けつつ視界の端に意識を向けると複数人の聖職者たちとかち合っている奴らの姿が見えた。


 どうやら援護に来れない理由ができていたようだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ