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七層42 回収

 とりあえずファイルは回収したので、これを仕組んだ下手人に会いに行くことにする。


 ディゼル。

 奴は最初手助けをしているはずだというのに、どこで敵対するような点があったのだろうか。


 細々と考えても答えは出ないし、直接アクションをとって確認するほかにない。



 ー|ー|ー



 教会のもとに行くと不気味なことに門が開いていた。

 まるでこちらを待っていましたと言わんばかりの歓待ぶりだ。


 門を跨いで中に入ると、直立不動で立っているディゼルの姿が見えた。


「どうされましたか?」


 まるで何も知らないと言った口ぶりで奴はそう問いかける。

 白々しいのにも程がある。


「どうもこうも下らないちょっかいをこっちにかけたのはどういう了見だ?」


 そう問いかけると奴は腰に手をかけると鞭を取り出した。


「何を言ってるのかわかりません」


 鞭を帯電させると奴はこちらに踊りかかってきた。

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