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七層35 偽物
「傀儡はわたしが人に与えた呪具だ。相手が意識を喪失した時に使用すれば対象を意のままに操ることができる」
えらくおぞましいものをよくもまあ他人に譲渡したものだ。
「それは今どこにあるんだ?」
「知らん」
作るだけ作っといて後はほったらかしとはずいぶんな奴だ。
まあ人側にあると分かっただけでも収穫か、だいぶ捜索域は狭まった。
後は偽物について聞いておくか。
偽物っていうくらいなので、巧妙に擬態している可能性が高いことを考えられるのであまり期待してないが。
「偽物は誰かわかるか?」
「偽物はお前らの中に混じっている」




