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二層⑯ ダンジョンの中にダンジョン

「ダンジョンの中にダンジョンか! おもしれえな無限迷宮!」


 目の前の遺跡に向かってグラシオが能天気なことを言い、俺はそいつを見上げる。

 確かにダンジョンにあるダンジョンと言葉にすると変な感じがするが、青空の下に鎮座している遺跡を見ているだけでは大した違和感はわかない。

 実際のところはどうだが知らないが。


「普通の迷宮ならそれでよし、それ以外なら……と言った感じですかね。ここにいてもしょうがありませんし、中に入りませんこと」


「そうですね。やれることは迅速に終わらせた方がいいですし」


 ファイルがそう進言するとイルマスがそう同調した。

 すると最先方として立っているミカエルがこちらに振り向いた。


「全員、準備完了てことでいいかしら」


「OK」


「じゃあいきましょうか」


 ミカエルがこちらに迷宮に入るかい否かの最終確認を行い、それに返事を返すといよいよ遺跡探索開始だ。

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