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六層48 空中

 空に飛んでいくと2度目の雲の上に着地を果たした。

 何とも言えないふわふわとした感覚が体に包み込み、このまま眠りたい誘惑に襲われるが立ち上がる。


 雲一面は前のようにクマの大群がいるわけでもなく、非常にすっきりとしている。


 隠れる場所がないのですぐに見つけられそうだ。

 ぐるりと周りを視界で一周させると聖職者ぽい服をきた何者かの後ろ姿を見つける。


 一瞬シスターかと思ったが、修道服が色違いの白だったのでエリアだと同定した。


「おい、シスターは見つけたか?」


 俺がエリアに声をかけるとやつは真上にある雲を指さした。

 何があるのかと見るがそこには白い平凡な雲があるだけだ。


「何もないぞ」

「よく見なさいよ、雲の向こう側よ」


 そう言われて雲の切れ目からわずかに見える雲の向こう側を見ると白い大理石のようなものが見えた。


 何でこんなものがここに思うと,雲が流れて向こう側に大理石の神殿があるのが見えた。


「何でここにこんなもんがあるんだよ」

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